この作品を制作した当時は
勤め人で、日曜日や休日もせっせと台所で常備総菜を作っていました
「ニューヨークでは、どんな台所でどんな夕食を作っているのかしら」
「パレスチナや中東では、戦闘の中どんな台所で、何を作ろうとしているのかしら」
どんな国でも、どんなときでも、どんなところでも食事を作る場所がある
そして、家族のために料理をしている。
と思ったのが、この制作のきっかけとなりました。
広島に生まれていなければこのような発想は浮かばなかったでしょう
もちろん、私のように親の面倒を見ている女性がたくさんいるようになった社会への、「頑張ろうぜ」という気持ちもありました
(でもまさか、父が旦那さんと言われたのは大きな誤算でしたが、、、ぷんぷん ショック)
戦争を知らない広島の子供にとって、8月6日原爆の日が近づくと面倒な「おつとめ」が待っている
「平和教育」
「掃除」
「慰霊祭」
暑い暑い夏の日
1年に必ず1度は、平和教育があるのです
これは子供にとってかったるいことで。しんどい
けれど教育というものはすごいもんだと思う。その効果は歴然として存在しました
TOKYOでの芸術イベントに参加すると、「あれ?」と思うことがあります
戦争というものへの扱いが、軽いと感じてしまうことがあるのです。
8月6日はうだるように暑い
その訳は
かんかんに晴れる日を統計で出して、原子爆弾を落としたのです。
その方が効果が大きいので・・・・
それが戦争
この作品のテーマは、海外の方に感じてもらう方が多かったです
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