

「この一球は絶対無二の一球なり」という福田雅之助氏が記した 庭球規 の冒頭です
私がテニスを始めた50年前 この言葉に感動したものですが、実際自分でプレイすると忘れてしまいます。
レッスンに来てくれてるお客様も、試合を目指すなら この一球は 一勝に繋がるという事を考えて練習してほしいと思いました
簡単なボール出しのボールを 思い切り打って一本目からミスをしてしまうのがちょっと違うのではないのかと疑問を持ったからです
確かに、エースを取りたくなる気持ちはよくわかります
しかし、ミスというものは試合の勝ちに直結せず「敗退」に直結してしまう
テニスは 四角い線の中に入れるゲーム
ある程度 力加減などコントロールが必要です
精神的なセルフコントロールが要求される
これがまた難しい
テニスというスポーツの複雑さはコートにもあると思ってます
人口砂、クレイ、ハードコート、カーペットがあります
そして、その素材も複雑
そしてコート内の傾斜
傾斜の方向は次の優先順序に従うとされています。
①一方のサイドラインから他方のサイドライン方向(横勾配)
②一方のベースラインから他方のベースライン方向(縦勾配)
③一方のコーナーから対角コーナー方向(斜勾配)
コートに立つ全く違う感じになります
距離が短く感じたり、ネットが異常に高く感じたり とか
他のスポーツではないのではないでしょうか?
こんな変なスポーツだから 楽しいのでしょうね