去年息子に見せるために捕獲したクサガメの中の1匹です。
まだ生まれて3,4年で甲羅もきれいでしっぽの欠損もないきれいな個体だったので飼育しています。
野生のカメを捕獲してもなかなか餌を食べずに弱って死んでしまうことがありますが、餌付けにはコツがあります。
最初から人工飼料を食べさせるのは難しいです。かならず生餌を用意しましょう。
川魚、ザリガニ、サワガニ、エビ、ミミズ、鶏肉のササミをよく食べます。
生餌を与えているうちに飼い主に慣れていくようで、ある日突然人工飼料を食べるようになります。
この子亀は今月に入ってやっと金魚の餌を食べるようになりました。
捕獲したのが9月だったと思うのでおよそ半年ですね。気温の問題もありますが、なかなか餌付いてくれませんでした。
餌を食べないと心配になると思いますがリクガメと違ってミズガメは空腹に強いです。
リクガメは草食動物なので空腹だとすぐに体調を崩しますが、雑食でも肉食傾向の強いミズガメは空腹に強いのです。
2週間ほど餌を与えなくても平気ですし、新鮮な水さえあれば死にません。
この子亀も1週間に1、2回ぐらいのペースで餌をやっていました。
腹を空かせるというのも餌付けには必要です。
ところで、在来種だと言われていたクサガメですが、最近の遺伝子の研究で江戸時代に朝鮮半島から持ち込まれた外来種だと見なされるようになったようですね。
昔の日本にはイシガメとスッポンしかいなかったんですね。
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