【はじめに】
ミラーレス一眼カメラは初めてではないのですが、昔は連写するとフレームがよくブラックアウトしてフレームから被写体が外れたものです。クルーザーの船上からポートレイトとかスナップは大変でした。
売却してしまった理由はそこなんですが、レンズは各社昔から良い物が多かったです。
現在のニコンですと、そんなことはないのですが「ぬこ様専用カメラ」として今回本格導入です。
ネット上には様々なレビューが溢れていますが、ここでは 「ぬこ様専用カメラ」として限ってのレビューとして展開させるつもりです。
当初、夢見ていた「ぬこ様専用カメラ」とは全く違いますが、現在のハイテクカメラの一端が垣間見えます。
【楽しいカメラがやってきた】
わくわくですねえ~。
ニコンですよ!!ニコン!!その名もZ 6IIとNIKKOR Zレンズ群です!!
しかも贅沢なことに全てのレンズが、ぬこ様専用に用意されたものです。
ぬこ様のための、ぬこ様に特化したスペシャルなレンズ。報道、ポートレイトや商品撮影にも使用するプロスペックなレンズです。
ぬこ様のスイス銀行口座残高は若干なくなったとかなんとか。
先ずは、日時の設定などです。カメラとレンズのファームウェアを最新版にしてしまいました。カメラの設定はとりあえず「動物瞳AF」のみです。
【写真で見るカメラ外観】
今回のセットです。Z MC 105mm f/2.8 VR Sはフードがマイクロレンズ史上最大のサイズ。ハレ切りに力を入れているのがわかります。
Z 24-70mm f/2.8 Sは小型化です。フードもコンパクト化です。
なお、この二本はバヨネットフードにロック解除ボタンがあります。Z 35mm f/1.8 Sは軽量コンパクトですが、バヨネットフードにロック解除ボタンは無く使いやすいです。
今回のレンズ選びは「f値」の明るさ重視と「最短撮影距離」の短さで選択しています。
ぬこ様の、超ローアングルにも対応のチルト式モニターです。EVFと背面のモニターは自動切り替えが可能です。
なおカメラやレンズのラバーは埃っぽくていけません。黒色は一眼レフシリーズ(Fマウント)のつや消しブラックに比べ「漆黒」の黒がZシリーズ全体のイメージカラーのようです。
2450万画素なんて軽いと思いきや結構使います。大容量で正解です。CFexpressカード(Type B)は256GB。SDXCは128GB。取り敢えずの購入です。
因みにカード無ではレリーズ禁止にしています。
伝説の高画素機一眼レフカメラ、D850との大きさの比較です。画素数が異なるしバッテリーパックも付いているので違うとはいえこの差です。
勿論レンズはレンズ手振れ補正「VR」が装備されていますので約265gの差は微妙です。それでも有効画素数4575万画素と最高約9コマ/秒の高速連写性能を誇ります。
金リングや金ぴかエンブレムは豪華なレンズを演出してきました。Zシリーズは全体的に渋いですが黄色いストラップは昔からニコンらしいです。
上から見たサイズ比較の写真です。バッテリーパックを外してもこの差です。
画素数や連写以外での違いは、やはり比較的オート化され小柄になって扱いやすくなったことでしょうか?
他にも違いはありますが、D850は未だに風景写真や商品写真など、どーんと撮るには使いやすいです。任意でセットしてストレスが無い場合優位なカメラです。
Z 6IIは断然気軽にスナップショットは使いやすいでしょうか。一応、「瞳AF」などで気軽にチャレンジしてみたい方にお薦めでしょうか。
【購入の決め手】
①「フルサイズ」でありながら比較的軽量コンパクトであること。(超高感度が得意で暗がりが好きな ぬこ様にも!)
②「動物瞳AF」があること。(犬、猫、小鳥までだそうです)
③「絞り開放」から使いやすいレンズが多い事。S-Lineシリーズは特に凄いです。(明るいレンズを猫が好む暗い場所、狭い場所を考慮して明るいレンズを選んでいます。)
④今までが主に、ニコンユーザーであったこと。(感覚的に設定しやすいが、デジタルに強い人は関係ないでしょうか)
⑤フルオートで比較的使いやすくなっている。(昔に比べてです)
主にこの五つでしょうか。
【注意点】
レンズ交換、メモリーカード取り出しの際はカメラボディの電源は必ずOFFにすること。
レンズ交換は特にVRが危険で電源がONのまま交換だと故障の原因になりやすい。
メモリーカードは、データの破損にも繋がりかねないので注意してください。
これらは「暗黙の了解」ではなく、知らなくてはならない事です。お気をつけて。
【購入したメインレンズ】
● NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
これは「ぬこ様専用標準レンズ」としました。中国製でAF時モーターの駆動音が気持ち気になりますが、絞り開放から使えます。
因みにこのセットで1163gです。Z 6IIボディ、レンズ本体、CFexpressカード(Type B)、SDXC、バッテリー、ネックストラップ、アルクレストフィルター、含む。(対物キャップなし)
● NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
これは日本国産で、お値段以上のお値打ちです。FマウントのAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRの約1070gより軽量化され、約805gです。これも開放から使えます。
● NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
これはタイ製です。中望遠ポートレイトレンズとしても利用可能です。評判は大変良いです。
共通して言えることは、描写は「絞り開放」から文句なしです。
「保護フィルター」は「ARCREST PROTECTION FILTER」がお薦めです。お値段はしますがその分の性能です。
レンズ本来の描写力に極限まで迫るARCREST(アルクレスト) | アクセサリー | ニコンイメージング
【Z 6IIに関して】
2528万画素、高速連続撮影:約5.5コマ/秒、((拡張):約14コマ/秒(14ビットRAW設定時:約10コマ/秒))質量 約705g(メモリーカード、バッテリー含む)/約615g(本体のみ)など。
これはタイ製です。私の手元には国産機がなくなってしまい久しいですが、良く動きます。実際、撮影してみました。
「動物瞳AF」これの認識が中々厳しい。合う時は滅茶苦茶合うのですが。AFの設定に色々あるようですが、横を向いてしまうと瞳は完全にロストします。
通常は、人物でもペット様でも「瞳AF」が楽ですが、任意でAFエリアを設定したいときがあります。
方法はMF(マニュアルフォーカス)を別にすれば、二つで代表的なのが「ターゲット追尾AF」でしょうか。
設定方法はニコンから動画がアップされています。
他にはファンクションボタン2(Fn2)を押しながらシャッターボタン側のダイアルを回し「シングルポイント AF」を選択する方法です。
Z 7II/Z 6II のフォーカスモード/AF エリアモードについて | Q&A・よくあるご質問 | サポート | ニコンイメージング
#追記
最近、フォーカスモードの切り替えは、背面の「i」ボタンを押して切り替えています。
ファインダーを覗きながらだとターゲット追尾AFは切り替えしやすいです。
一旦ファインダーから目を離すと集中力は落ちますので、撮影前にセットすると良いでしょうか?
【ファーストライト・対抗機種はスマホ】
Z6IIにNIKKOR Z 35mm f/1.8 S使用。「緑色のオートモード」で撮影。設定は「動物瞳AF」のみ。(f2.8になるようです)夕刻自然光、暗い室内にて。
1/60s/f2.8/ISO8000/
iPhone12Pro ほぼ同じ距離にて撮影。4.20mm/F1.6/ISO640/1/30s/
どちらもJpeg撮って出し。レタッチ無です。
【ファーストインプレッション】
二枚を見比べるとZ 6IIが、ほぼフルオートでここまで撮れるようになった。だがピンボケも量産してしまった。慣れるのに少し時間が必要だ。
条件は黒猫に白っぽい背景。カメラには最悪な条件のひとつだが頑張っている。黒い毛もなんとか。Z 35mm f/1.8 Sの方が小顔効果は高く胴体も気持ちホッソリしてボケて写っている。ワイドポートレイトモードのようだ。人間のモデルさんでもこのままいけそうだ。
色彩はiPhoneより綺麗だが、「ダイナミックレンジ」は狭い。つまり諧調が狭く硬い。「瞳AF」は、中々認識してくれず、こちらも丁寧な設定が必要。
iPhoneのHDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)は流石で、ピントもZ 6IIほど外さない。諧調は自然ではあるが、このままでは使いにくい色調でもある。
肝心なのは、ぬこ様の瞳の諧調。この場合Z6IIの方が目の色が出ていない。勿論条件次第なのだろうが、これは問題である。
髭が消えてしまったのもZ 6IIとしては問題である。これでは、ぬこ様のシンボルが分からない。
ただ家の ぬこ様はiPhoneのシャッター音は嫌なようで、この辺はZ 6IIに軍配が上がります。無音撮影も可能ですし。
「瞳AF」に関すると、ぬこ様の瞼の輪郭に来ます!人間ですとまつ毛の付け根辺り。いい感じです。
手振れ被写体ブレに関しては、暗い部屋で自然光だと、フルオートではiPhoneと同等でした。
ただこのままでは、どちらのカメラを褒めているのか分からない。このシーンに限った話なのでこれから撮影を積み重ねていきます。
【ぬこ様は室内飼い】
よって瞳AFが検出出来ない場合、「ターゲット追尾AF」は瞳をターゲットに設定してしまい、セミオートで瞳や顔をAF追従させている。と、これはどうしても瞳を認識してくれない場合の方法として行いました。(本来の使い方ではないのですが動きます)ただポージングや構図が変わるとターゲットを設定しなおしです。これが物理ボタン都合4回押すことになります。
風景写真などではFn2ボタンでAFの設定を変更させる余裕はあるのですが、ぬこ様にこれらの変更をさせながら使いこなすのは正直疲れる感じです。
「ターゲット追尾AF」と「瞳AF」の切り替えが、ワンアクションでは行えない。緑のカメラオートでは可能なのですが、この辺が正直使いにくい。
#追記です。2022/10/18/
一応、「瞳AF」からの「ターゲット追尾AF」など慣れれば見なくとも切り替え可能です!(手探りで操作も慣れれば可能です)
「ワイドエリアAF(L-動物)」と「オートエリアAF(動物)」でも違いが出ます。よりオートなのは「オートエリアAF(動物)」となるでしょうか?
「ワイドエリアAF(L-動物)」ですと、ある程度任意でAFエリアを選択するような感じなんですが。個人的には「オートエリアAF(動物)」で、時々「ターゲット追尾AF」との切り替え使用です。
貼り付けたURLにもあるが、フルタイムAFはスチールフォトでも欲しい機能である。例えバッテリーの消耗が激しくとも。
HDRとAFこれは最重要課題でRAWで撮影も重要だが合成Jpegも必要だ。もちろんZ6IIにはHDR機能はあるが補助的な感じがぬぐえない。
もっと、堂々たるHDR機能が欲しい。で、HDR機能のテストは後日。
暗闇でのAF補助光は、ぬこ様が嫌がってしまった。明るい場所や「絞り優先A」などにすると改善されるが「オートISO感度」の上限が入る。デフォルトでは画質優先になっているようである。
タッチパネルの検証はこれからです。「タッチパネル」と「物理ボタン」これらの使い合わせはもう少し便利になっていると助かるがどうであろうか。
#追記です
「タッチAF」がありました。スマホのようにピントを合わせたいところにタッチします。
スマホと異なるのは、そのまま「ターゲット追尾AF」モードになることでしょうか。
AF終了は物理ボタンを一押しするだけです。なんかこれだけで有り難いですね。例えば、猫の顔をタッチすると顔を追尾し続けます。
なんせカタログは薄く、取説もほぼなし。pdfで取説あるのかな?
まあ久々の新型機なもので、皆さんすみません。
【撮ることが楽しいカメラ】
正直、初日はピンボケ手振れのオンパレード。お恥ずかしい。しかもじっとしている ぬこ様で何とかなのである。
ニコンイメージングジャパンはこの現実を深く受け止めなくてはならないであろう。「世界陸上」でもなければ高校生の「部活」ですらない。「ぬこ様」なのです。
ただ超高感度が1万を超えてもJpegで相当綺麗で、ぬこ様専用としては高画素機のZ7IIよりまずZ6IIであろうとは思われる。(屋外なら100%、Z7IIも問題はない。)
10数年前D3Xが2400万画素、D3sが1200万画素で登場したころからフィルムの重要性は個人的に減った。
現在、これだけの撮像素子や瞳AFなどのソフトウェアもありながら、ぬこ様がフルオートで楽に撮れないのである。
ただ、撮る楽しみは久々思い起こしてはくれた。それは何と言ってもボケ味にあるであろう。撮影する想像力も掻き立ててくれるカメラであろう。
NIKKOR Zシリーズは今後に期待!!現在既に素晴らしいレンズは多いがこれからまだまだでしょうか。
スマホカメラで画像合成しなくてよいのである。あれは変な合成で、イマイチ境界線がうまく合成出来てはいない。自然なボケはやはり本格的カメラであろう。
【ニコンよ!ぬこ様が撮れるカメラを作りなはれ!!】
黒猫の ぬこ様が室内で暗闇や夜間蛍光灯等で綺麗に撮れるようになれば、他のジャンルも飛躍的にスーパーなカメラになるでしょう。
ニコン贔屓のやまぽんちゃんですが、厳しいです。
AFの切り替えもEVFを覗きながら作業が可能ではありますが、フルオート機能の充実がないと一般的なユーザーは戻ってこない事でしょう。
とは言え、D850の頃から比べれば飛躍的な進歩ではあります。
本格的フルサイズ、ミラーレスカメラとしては比較的軽量コンパクト。そして超高感度に強い。それから絞り開放から使えるNIKKOR Zレンズ群。
レンズのラインナップはこれからですが期待を込めて新品購入です!
他に希望を述べれば、フォーカスシフト撮影による被写界深度合成Jpegもオプションとして欲しいところではある。
【ポイントは設定】
「緑色のオート」も便利ではあるのですが、ぬこ様がブレてしまう場合、「シャッター優先オート」つまり「S」にして1/250sにセットしてみるのもありです。
どうも「オートISO感度」は低めになり、なるべく高画質になるようにセットされるようです。
「P」のプログラムモードも「A」絞り優先オートも似たような傾向です。
それから「動物瞳AF」は「ワイド」にしてみました。すると、ぬこ様の瞳を検出しやすくなりました。
また範囲は限定されるのですが、「M」モードで、「シャッター速度」と「絞り」をセットし「オートISO感度」で対応です。
ブレボケ防止のコントロールには便利ですがオート感度の範囲内に限定される使い方です。
この辺の設定は、実写しながら研究せねばならないようです。
【S-Lineの実力】
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S (絞り開放f3)1/60s/ISO 9000/手振れ補正ON
より開いた眼に「瞳AF」は反応しやすい。眠るとダメ。もっと可愛いのありますが、瞳に関してのサンプル。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S(70mm/f2.8開放)1/60s/ISO 6400/
取り敢えず、室内はf/2.8あると便利。自然光や室内灯で撮影可能。スピードライトは取り敢えずなくてOK。(仕事では必要)
NIKKOR Z 35mm f/1.8 S(f/1.8開放)iPhoneのように背景の明るい場所に露出を引きずられない。黒猫の描写に徹している。これは素晴らしい。
絞り優先オートでf1.8指定/ISO640/1/40s/
拡大。
使える。全て絞り開放で。自分でサンプルの拡大切り抜きをしたのですが、綺麗に見れるのには正直驚く。この辺は流石ニコン!!
必ずしも全カット、ピントが来るわけではないけどかなり使える。これも新生ニコンの為せる業。
瞳AFの精度をファームウェアで上げてほしい。「AF感度」設定はあるのですが、どうも動画設定のみのよう。写真にも設定はあるのでしょうか。
【まとめ】
ミラーレス機がカメラのすべてではないが、新しいカメラの可能性の片鱗を見た思いがしました。
ただ正直、もう少し「オート」による撮影が便利になると助かります。(試し撮りで40GBなんてあっという間。メモリーカードは大容量で正解。追加購入も検討。)
勿論、任意で可能ならやりますが、ぬこ様はいきなり立ち上がり、いきなり走り出し、いきなりジャンプします。一応予測は可能なんですがセットは間に合いません。
室内のわずかな空間でカメラはピントを追い切れず。
Z9なら撮れると言うなら発注しましょう。しかし、Z6IIはバッテリーパックも追加しないのは、ローアングルでの撮影に邪魔だからです。
やまぽんちゃんカメラマン史上初のベタ床アングルです。今までも地べたを這いずり回って撮影したことが無いわけではないのですが、ぬこ様は凄いです。
因みに、ナデナデタイムにぱちぱち撮影したら嫌われました。
にゃによ~って。
ぬこ様のギャラは”おやつ”もっとくれ!だそうです。
楽しいカメラがやってきた!!ですねえ~!!
「ぬこ様専用カメラ」として、わたくしは認定します。ぬこ様のためのカメラであると。
黒い毛並み、輝く瞳、綺麗な背景のボケ味。そのためにはもっと鍛錬を積まなくてはなりません。頑張ります。
ぬこ様専用カメラとしては少し大きいのですが、お薦め出来るカメラであります。
皆様も、「皆さまにとっての ぬこ様専用カメラ」を手に取ってみては如何でしょう。
今回、個人的に室内ではZ 35mmf/1.8sが便利でした。Z 24-70mmf/4Sで明るさが足りる条件ならそちらをお薦めします。
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S-概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング
軽量で、全域で最短撮影距離 /撮像面から0.3m(ズーム全域)どれか1本ならNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sでしょうか?24-120mmはAF-S NIKKOR時代に使用し何かと便利でした。私も欲しいくらいです。キリがないですね、ではこの辺で。
長文、お疲れさまでした。
【追記:カメラ再設定】
まずレンズはNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sで、「絞り優先オート」で「f2.8設定」
室内は暗いのでオートISO感度を「ISO A10000」にセット。
「動物瞳AF」を「ワイド」に設定。
これで結構瞳AFで追い、ブレに強くなりました。
ISO 10000/f2.8/1/125s/蛍光灯/(35mm)
これで、ぬこ様の顔は動きまくっています。特に顔が。目はつむったり開いたりです。「ターゲット追尾AF」に頼らなくとも瞳は検出します。
これは「動物瞳」より「人間の瞳」の方が検出しやすいようです。因みに人間を撮影する場合、「瞳AF」は「人物」に切り替えた方がよりベストです。
「ISO A10000」のままでISO 14400/f2.8/1/60s/(61mm)/
室内灯、テーブル下の暗がりです。毛並みのディティールは失われてしまいましたが、ノイズがうっすらある程度でしょうか。
まん丸お目眼にピントがロックオン。背景との露出のバランスも良いです。
この環境では、やはり「f4」より「使えるf2.8」がベストです。
シャッター速度はカメラの手振れ補正も良いのですが、被写体ブレが多く、やはり1/125sは切りたいです。可能なら1/250sです。
ここまでやってみて判明したのは、ある程度「設定」が必要なことです。
もう少し「フルオート」の機能も使いやすいと「ぬこ様専用カメラ」としても一般的には使いやすいでしょうか。
今回、可能な限り「オート」での撮影に徹してみましたが、完全なるフルオートは厳しいようです。
ただ、この程度の設定で、気軽にホワイトバランスや露出、ピントが合うのは気軽で楽しく、絵作り徹することが可能です。
まだまだ検証は続きます。
【追記2】
「タッチAF」を追記で書かせて頂きました。
正直、便利です。
今日、追加でバッテリー購入ですが先月より値上がりです。(税込みで10%UPですが定価は超えてません。)
ソニーも9月に?価格見直しのようです。私もレンズもう一本欲しいのあるのですが、どうしましょう?
その前に?Z 7IIだろう!?え!!Z 8 ???
Z 8 の噂は本当らしいのですが、具体的な話はまだです。
【追記3】
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S 購入
いいボケ味です。
こんな角度ですと「瞳」の認識は凄いです。因みに瞳は左右、任意で選択することが可能です。▲が表記されれば選択可能なようです。
問題は室内で200mmを使うかどうか?作例は70mmf2.8となります。
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
せっかくなので接写も。昆虫で「目」の認識は厳しく、任意でAFエリアをセットします。
それでも絞りf3.3(開放)なので、ピントは浅いです。
しかし時代は変わりましたねえ。接写が手持ち撮影です。
取り敢えず、ここまで。
【追記4】
ここまで撮影して思ったこと
「瞳AF」は、人物、犬、猫、くらいが限度かなあ~という印象。
あまり「瞳AF」に執着するとシャッターチャンスを逃すことが多いのが個人的印象だが、逆に救われた場面もありました。
それから「黒猫」が、そのまま「黒猫」に写ります。加工ナシです。密かにうれしいです。今まではiPhone撮影でPCのソフトで黒毛を調整していました。
レンズは主にズームレンズで24mm~200mmまでカバーしましたが一番使用しているのはNIKKOR Z 35mm f/1.8 S
単焦点レンズです。これは購入前の日記にも書いた通りです。個人的には仕事でもプライベートでも単焦点レンズの使用率は高く、また購入本数も多い傾向ですが私の場合は、なのでしょうか。
仕事でよく稼いでくれたレンズも、ズームレンズが活躍したのは言うまでもありませんが、単焦点レンズの方が稼いでくれました。また、その方が指名で仕事が多かったです。
(これはニッコールに限らずです。35mmでの話)
ぬこ様に限ったことではないのですが軽量コンパクトは武器としては重要です。そして明るく綺麗にボケる。
バッタの写真を別にすれば、ぬこ様のショットはすべてJpegで加工は全くしていません。
これは特筆すべきことです。もちろんAWBを外していたりすることもたまにありますが。太陽光と蛍光灯のミックスなど意地悪しなければ成績は良いです。
小顔効果が高く小柄に写ることは、先にも述べましたがワイド系レンズは歪みやすいので、わずかなカメラアングルで差は出ます。
必ずしも、アプリで盛らなくても小顔効果が高いかは、カメラマン次第でしょうか。
スマホは便利ですが、改めて本格的カメラで撮影することの意義を考えさせてくれたような気がします。
それからモデルを務めてくれた ぬこ様に感謝する次第です。そうそうNPSの方にも大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
そろそろ季節的には食欲の秋でしょうか。食欲が増してきたようです。
先日、抱っこしたら気持ち軽くなったような気はしました。400gくらいダイエットできたかな?
また何かあったら日記を書くかもしれませんが、これはやまぽんちゃんがNIKON Z 6IIを自腹で購入、使用して黒猫の ぬこ様を撮影した日記ですので「ぬこ様専用カメラ」購入の際の参考の一例になれば幸いです。
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ミラーレス一眼カメラは初めてではないのですが、昔は連写するとフレームがよくブラックアウトしてフレームから被写体が外れたものです。クルーザーの船上からポートレイトとかスナップは大変でした。
売却してしまった理由はそこなんですが、レンズは各社昔から良い物が多かったです。
現在のニコンですと、そんなことはないのですが「ぬこ様専用カメラ」として今回本格導入です。
ネット上には様々なレビューが溢れていますが、ここでは 「ぬこ様専用カメラ」として限ってのレビューとして展開させるつもりです。
当初、夢見ていた「ぬこ様専用カメラ」とは全く違いますが、現在のハイテクカメラの一端が垣間見えます。
【楽しいカメラがやってきた】
わくわくですねえ~。
ニコンですよ!!ニコン!!その名もZ 6IIとNIKKOR Zレンズ群です!!
しかも贅沢なことに全てのレンズが、ぬこ様専用に用意されたものです。
ぬこ様のための、ぬこ様に特化したスペシャルなレンズ。報道、ポートレイトや商品撮影にも使用するプロスペックなレンズです。
ぬこ様のスイス銀行口座残高は若干なくなったとかなんとか。
先ずは、日時の設定などです。カメラとレンズのファームウェアを最新版にしてしまいました。カメラの設定はとりあえず「動物瞳AF」のみです。
【写真で見るカメラ外観】
今回のセットです。Z MC 105mm f/2.8 VR Sはフードがマイクロレンズ史上最大のサイズ。ハレ切りに力を入れているのがわかります。
Z 24-70mm f/2.8 Sは小型化です。フードもコンパクト化です。
なお、この二本はバヨネットフードにロック解除ボタンがあります。Z 35mm f/1.8 Sは軽量コンパクトですが、バヨネットフードにロック解除ボタンは無く使いやすいです。
今回のレンズ選びは「f値」の明るさ重視と「最短撮影距離」の短さで選択しています。
ぬこ様の、超ローアングルにも対応のチルト式モニターです。EVFと背面のモニターは自動切り替えが可能です。
なおカメラやレンズのラバーは埃っぽくていけません。黒色は一眼レフシリーズ(Fマウント)のつや消しブラックに比べ「漆黒」の黒がZシリーズ全体のイメージカラーのようです。
2450万画素なんて軽いと思いきや結構使います。大容量で正解です。CFexpressカード(Type B)は256GB。SDXCは128GB。取り敢えずの購入です。
因みにカード無ではレリーズ禁止にしています。
伝説の高画素機一眼レフカメラ、D850との大きさの比較です。画素数が異なるしバッテリーパックも付いているので違うとはいえこの差です。
勿論レンズはレンズ手振れ補正「VR」が装備されていますので約265gの差は微妙です。それでも有効画素数4575万画素と最高約9コマ/秒の高速連写性能を誇ります。
金リングや金ぴかエンブレムは豪華なレンズを演出してきました。Zシリーズは全体的に渋いですが黄色いストラップは昔からニコンらしいです。
上から見たサイズ比較の写真です。バッテリーパックを外してもこの差です。
画素数や連写以外での違いは、やはり比較的オート化され小柄になって扱いやすくなったことでしょうか?
他にも違いはありますが、D850は未だに風景写真や商品写真など、どーんと撮るには使いやすいです。任意でセットしてストレスが無い場合優位なカメラです。
Z 6IIは断然気軽にスナップショットは使いやすいでしょうか。一応、「瞳AF」などで気軽にチャレンジしてみたい方にお薦めでしょうか。
【購入の決め手】
①「フルサイズ」でありながら比較的軽量コンパクトであること。(超高感度が得意で暗がりが好きな ぬこ様にも!)
②「動物瞳AF」があること。(犬、猫、小鳥までだそうです)
③「絞り開放」から使いやすいレンズが多い事。S-Lineシリーズは特に凄いです。(明るいレンズを猫が好む暗い場所、狭い場所を考慮して明るいレンズを選んでいます。)
④今までが主に、ニコンユーザーであったこと。(感覚的に設定しやすいが、デジタルに強い人は関係ないでしょうか)
⑤フルオートで比較的使いやすくなっている。(昔に比べてです)
主にこの五つでしょうか。
【注意点】
レンズ交換、メモリーカード取り出しの際はカメラボディの電源は必ずOFFにすること。
レンズ交換は特にVRが危険で電源がONのまま交換だと故障の原因になりやすい。
メモリーカードは、データの破損にも繋がりかねないので注意してください。
これらは「暗黙の了解」ではなく、知らなくてはならない事です。お気をつけて。
【購入したメインレンズ】
● NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
これは「ぬこ様専用標準レンズ」としました。中国製でAF時モーターの駆動音が気持ち気になりますが、絞り開放から使えます。
因みにこのセットで1163gです。Z 6IIボディ、レンズ本体、CFexpressカード(Type B)、SDXC、バッテリー、ネックストラップ、アルクレストフィルター、含む。(対物キャップなし)
● NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
これは日本国産で、お値段以上のお値打ちです。FマウントのAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRの約1070gより軽量化され、約805gです。これも開放から使えます。
● NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
これはタイ製です。中望遠ポートレイトレンズとしても利用可能です。評判は大変良いです。
共通して言えることは、描写は「絞り開放」から文句なしです。
「保護フィルター」は「ARCREST PROTECTION FILTER」がお薦めです。お値段はしますがその分の性能です。
レンズ本来の描写力に極限まで迫るARCREST(アルクレスト) | アクセサリー | ニコンイメージング
【Z 6IIに関して】
2528万画素、高速連続撮影:約5.5コマ/秒、((拡張):約14コマ/秒(14ビットRAW設定時:約10コマ/秒))質量 約705g(メモリーカード、バッテリー含む)/約615g(本体のみ)など。
これはタイ製です。私の手元には国産機がなくなってしまい久しいですが、良く動きます。実際、撮影してみました。
「動物瞳AF」これの認識が中々厳しい。合う時は滅茶苦茶合うのですが。AFの設定に色々あるようですが、横を向いてしまうと瞳は完全にロストします。
通常は、人物でもペット様でも「瞳AF」が楽ですが、任意でAFエリアを設定したいときがあります。
方法はMF(マニュアルフォーカス)を別にすれば、二つで代表的なのが「ターゲット追尾AF」でしょうか。
設定方法はニコンから動画がアップされています。
他にはファンクションボタン2(Fn2)を押しながらシャッターボタン側のダイアルを回し「シングルポイント AF」を選択する方法です。
Z 7II/Z 6II のフォーカスモード/AF エリアモードについて | Q&A・よくあるご質問 | サポート | ニコンイメージング
#追記
最近、フォーカスモードの切り替えは、背面の「i」ボタンを押して切り替えています。
ファインダーを覗きながらだとターゲット追尾AFは切り替えしやすいです。
一旦ファインダーから目を離すと集中力は落ちますので、撮影前にセットすると良いでしょうか?
【ファーストライト・対抗機種はスマホ】
Z6IIにNIKKOR Z 35mm f/1.8 S使用。「緑色のオートモード」で撮影。設定は「動物瞳AF」のみ。(f2.8になるようです)夕刻自然光、暗い室内にて。
1/60s/f2.8/ISO8000/
iPhone12Pro ほぼ同じ距離にて撮影。4.20mm/F1.6/ISO640/1/30s/
どちらもJpeg撮って出し。レタッチ無です。
【ファーストインプレッション】
二枚を見比べるとZ 6IIが、ほぼフルオートでここまで撮れるようになった。だがピンボケも量産してしまった。慣れるのに少し時間が必要だ。
条件は黒猫に白っぽい背景。カメラには最悪な条件のひとつだが頑張っている。黒い毛もなんとか。Z 35mm f/1.8 Sの方が小顔効果は高く胴体も気持ちホッソリしてボケて写っている。ワイドポートレイトモードのようだ。人間のモデルさんでもこのままいけそうだ。
色彩はiPhoneより綺麗だが、「ダイナミックレンジ」は狭い。つまり諧調が狭く硬い。「瞳AF」は、中々認識してくれず、こちらも丁寧な設定が必要。
iPhoneのHDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)は流石で、ピントもZ 6IIほど外さない。諧調は自然ではあるが、このままでは使いにくい色調でもある。
肝心なのは、ぬこ様の瞳の諧調。この場合Z6IIの方が目の色が出ていない。勿論条件次第なのだろうが、これは問題である。
髭が消えてしまったのもZ 6IIとしては問題である。これでは、ぬこ様のシンボルが分からない。
ただ家の ぬこ様はiPhoneのシャッター音は嫌なようで、この辺はZ 6IIに軍配が上がります。無音撮影も可能ですし。
「瞳AF」に関すると、ぬこ様の瞼の輪郭に来ます!人間ですとまつ毛の付け根辺り。いい感じです。
手振れ被写体ブレに関しては、暗い部屋で自然光だと、フルオートではiPhoneと同等でした。
ただこのままでは、どちらのカメラを褒めているのか分からない。このシーンに限った話なのでこれから撮影を積み重ねていきます。
【ぬこ様は室内飼い】
よって瞳AFが検出出来ない場合、「ターゲット追尾AF」は瞳をターゲットに設定してしまい、セミオートで瞳や顔をAF追従させている。と、これはどうしても瞳を認識してくれない場合の方法として行いました。(本来の使い方ではないのですが動きます)ただポージングや構図が変わるとターゲットを設定しなおしです。これが物理ボタン都合4回押すことになります。
風景写真などではFn2ボタンでAFの設定を変更させる余裕はあるのですが、ぬこ様にこれらの変更をさせながら使いこなすのは正直疲れる感じです。
「ターゲット追尾AF」と「瞳AF」の切り替えが、ワンアクションでは行えない。緑のカメラオートでは可能なのですが、この辺が正直使いにくい。
#追記です。2022/10/18/
一応、「瞳AF」からの「ターゲット追尾AF」など慣れれば見なくとも切り替え可能です!(手探りで操作も慣れれば可能です)
「ワイドエリアAF(L-動物)」と「オートエリアAF(動物)」でも違いが出ます。よりオートなのは「オートエリアAF(動物)」となるでしょうか?
「ワイドエリアAF(L-動物)」ですと、ある程度任意でAFエリアを選択するような感じなんですが。個人的には「オートエリアAF(動物)」で、時々「ターゲット追尾AF」との切り替え使用です。
貼り付けたURLにもあるが、フルタイムAFはスチールフォトでも欲しい機能である。例えバッテリーの消耗が激しくとも。
HDRとAFこれは最重要課題でRAWで撮影も重要だが合成Jpegも必要だ。もちろんZ6IIにはHDR機能はあるが補助的な感じがぬぐえない。
もっと、堂々たるHDR機能が欲しい。で、HDR機能のテストは後日。
暗闇でのAF補助光は、ぬこ様が嫌がってしまった。明るい場所や「絞り優先A」などにすると改善されるが「オートISO感度」の上限が入る。デフォルトでは画質優先になっているようである。
タッチパネルの検証はこれからです。「タッチパネル」と「物理ボタン」これらの使い合わせはもう少し便利になっていると助かるがどうであろうか。
#追記です
「タッチAF」がありました。スマホのようにピントを合わせたいところにタッチします。
スマホと異なるのは、そのまま「ターゲット追尾AF」モードになることでしょうか。
AF終了は物理ボタンを一押しするだけです。なんかこれだけで有り難いですね。例えば、猫の顔をタッチすると顔を追尾し続けます。
なんせカタログは薄く、取説もほぼなし。pdfで取説あるのかな?
まあ久々の新型機なもので、皆さんすみません。
【撮ることが楽しいカメラ】
正直、初日はピンボケ手振れのオンパレード。お恥ずかしい。しかもじっとしている ぬこ様で何とかなのである。
ニコンイメージングジャパンはこの現実を深く受け止めなくてはならないであろう。「世界陸上」でもなければ高校生の「部活」ですらない。「ぬこ様」なのです。
ただ超高感度が1万を超えてもJpegで相当綺麗で、ぬこ様専用としては高画素機のZ7IIよりまずZ6IIであろうとは思われる。(屋外なら100%、Z7IIも問題はない。)
10数年前D3Xが2400万画素、D3sが1200万画素で登場したころからフィルムの重要性は個人的に減った。
現在、これだけの撮像素子や瞳AFなどのソフトウェアもありながら、ぬこ様がフルオートで楽に撮れないのである。
ただ、撮る楽しみは久々思い起こしてはくれた。それは何と言ってもボケ味にあるであろう。撮影する想像力も掻き立ててくれるカメラであろう。
NIKKOR Zシリーズは今後に期待!!現在既に素晴らしいレンズは多いがこれからまだまだでしょうか。
スマホカメラで画像合成しなくてよいのである。あれは変な合成で、イマイチ境界線がうまく合成出来てはいない。自然なボケはやはり本格的カメラであろう。
【ニコンよ!ぬこ様が撮れるカメラを作りなはれ!!】
黒猫の ぬこ様が室内で暗闇や夜間蛍光灯等で綺麗に撮れるようになれば、他のジャンルも飛躍的にスーパーなカメラになるでしょう。
ニコン贔屓のやまぽんちゃんですが、厳しいです。
AFの切り替えもEVFを覗きながら作業が可能ではありますが、フルオート機能の充実がないと一般的なユーザーは戻ってこない事でしょう。
とは言え、D850の頃から比べれば飛躍的な進歩ではあります。
本格的フルサイズ、ミラーレスカメラとしては比較的軽量コンパクト。そして超高感度に強い。それから絞り開放から使えるNIKKOR Zレンズ群。
レンズのラインナップはこれからですが期待を込めて新品購入です!
他に希望を述べれば、フォーカスシフト撮影による被写界深度合成Jpegもオプションとして欲しいところではある。
【ポイントは設定】
「緑色のオート」も便利ではあるのですが、ぬこ様がブレてしまう場合、「シャッター優先オート」つまり「S」にして1/250sにセットしてみるのもありです。
どうも「オートISO感度」は低めになり、なるべく高画質になるようにセットされるようです。
「P」のプログラムモードも「A」絞り優先オートも似たような傾向です。
それから「動物瞳AF」は「ワイド」にしてみました。すると、ぬこ様の瞳を検出しやすくなりました。
また範囲は限定されるのですが、「M」モードで、「シャッター速度」と「絞り」をセットし「オートISO感度」で対応です。
ブレボケ防止のコントロールには便利ですがオート感度の範囲内に限定される使い方です。
この辺の設定は、実写しながら研究せねばならないようです。
【S-Lineの実力】
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S (絞り開放f3)1/60s/ISO 9000/手振れ補正ON
より開いた眼に「瞳AF」は反応しやすい。眠るとダメ。もっと可愛いのありますが、瞳に関してのサンプル。
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S(70mm/f2.8開放)1/60s/ISO 6400/
取り敢えず、室内はf/2.8あると便利。自然光や室内灯で撮影可能。スピードライトは取り敢えずなくてOK。(仕事では必要)
NIKKOR Z 35mm f/1.8 S(f/1.8開放)iPhoneのように背景の明るい場所に露出を引きずられない。黒猫の描写に徹している。これは素晴らしい。
絞り優先オートでf1.8指定/ISO640/1/40s/
拡大。
使える。全て絞り開放で。自分でサンプルの拡大切り抜きをしたのですが、綺麗に見れるのには正直驚く。この辺は流石ニコン!!
必ずしも全カット、ピントが来るわけではないけどかなり使える。これも新生ニコンの為せる業。
瞳AFの精度をファームウェアで上げてほしい。「AF感度」設定はあるのですが、どうも動画設定のみのよう。写真にも設定はあるのでしょうか。
【まとめ】
ミラーレス機がカメラのすべてではないが、新しいカメラの可能性の片鱗を見た思いがしました。
ただ正直、もう少し「オート」による撮影が便利になると助かります。(試し撮りで40GBなんてあっという間。メモリーカードは大容量で正解。追加購入も検討。)
勿論、任意で可能ならやりますが、ぬこ様はいきなり立ち上がり、いきなり走り出し、いきなりジャンプします。一応予測は可能なんですがセットは間に合いません。
室内のわずかな空間でカメラはピントを追い切れず。
Z9なら撮れると言うなら発注しましょう。しかし、Z6IIはバッテリーパックも追加しないのは、ローアングルでの撮影に邪魔だからです。
やまぽんちゃんカメラマン史上初のベタ床アングルです。今までも地べたを這いずり回って撮影したことが無いわけではないのですが、ぬこ様は凄いです。
因みに、ナデナデタイムにぱちぱち撮影したら嫌われました。
にゃによ~って。
ぬこ様のギャラは”おやつ”もっとくれ!だそうです。
楽しいカメラがやってきた!!ですねえ~!!
「ぬこ様専用カメラ」として、わたくしは認定します。ぬこ様のためのカメラであると。
黒い毛並み、輝く瞳、綺麗な背景のボケ味。そのためにはもっと鍛錬を積まなくてはなりません。頑張ります。
ぬこ様専用カメラとしては少し大きいのですが、お薦め出来るカメラであります。
皆様も、「皆さまにとっての ぬこ様専用カメラ」を手に取ってみては如何でしょう。
今回、個人的に室内ではZ 35mmf/1.8sが便利でした。Z 24-70mmf/4Sで明るさが足りる条件ならそちらをお薦めします。
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S-概要 | NIKKORレンズ | ニコンイメージング
軽量で、全域で最短撮影距離 /撮像面から0.3m(ズーム全域)どれか1本ならNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sでしょうか?24-120mmはAF-S NIKKOR時代に使用し何かと便利でした。私も欲しいくらいです。キリがないですね、ではこの辺で。
長文、お疲れさまでした。
【追記:カメラ再設定】
まずレンズはNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sで、「絞り優先オート」で「f2.8設定」
室内は暗いのでオートISO感度を「ISO A10000」にセット。
「動物瞳AF」を「ワイド」に設定。
これで結構瞳AFで追い、ブレに強くなりました。
ISO 10000/f2.8/1/125s/蛍光灯/(35mm)
これで、ぬこ様の顔は動きまくっています。特に顔が。目はつむったり開いたりです。「ターゲット追尾AF」に頼らなくとも瞳は検出します。
これは「動物瞳」より「人間の瞳」の方が検出しやすいようです。因みに人間を撮影する場合、「瞳AF」は「人物」に切り替えた方がよりベストです。
「ISO A10000」のままでISO 14400/f2.8/1/60s/(61mm)/
室内灯、テーブル下の暗がりです。毛並みのディティールは失われてしまいましたが、ノイズがうっすらある程度でしょうか。
まん丸お目眼にピントがロックオン。背景との露出のバランスも良いです。
この環境では、やはり「f4」より「使えるf2.8」がベストです。
シャッター速度はカメラの手振れ補正も良いのですが、被写体ブレが多く、やはり1/125sは切りたいです。可能なら1/250sです。
ここまでやってみて判明したのは、ある程度「設定」が必要なことです。
もう少し「フルオート」の機能も使いやすいと「ぬこ様専用カメラ」としても一般的には使いやすいでしょうか。
今回、可能な限り「オート」での撮影に徹してみましたが、完全なるフルオートは厳しいようです。
ただ、この程度の設定で、気軽にホワイトバランスや露出、ピントが合うのは気軽で楽しく、絵作り徹することが可能です。
まだまだ検証は続きます。
【追記2】
「タッチAF」を追記で書かせて頂きました。
正直、便利です。
今日、追加でバッテリー購入ですが先月より値上がりです。(税込みで10%UPですが定価は超えてません。)
ソニーも9月に?価格見直しのようです。私もレンズもう一本欲しいのあるのですが、どうしましょう?
その前に?Z 7IIだろう!?え!!Z 8 ???
Z 8 の噂は本当らしいのですが、具体的な話はまだです。
【追記3】
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S 購入
いいボケ味です。
こんな角度ですと「瞳」の認識は凄いです。因みに瞳は左右、任意で選択することが可能です。▲が表記されれば選択可能なようです。
問題は室内で200mmを使うかどうか?作例は70mmf2.8となります。
NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
せっかくなので接写も。昆虫で「目」の認識は厳しく、任意でAFエリアをセットします。
それでも絞りf3.3(開放)なので、ピントは浅いです。
しかし時代は変わりましたねえ。接写が手持ち撮影です。
取り敢えず、ここまで。
【追記4】
ここまで撮影して思ったこと
「瞳AF」は、人物、犬、猫、くらいが限度かなあ~という印象。
あまり「瞳AF」に執着するとシャッターチャンスを逃すことが多いのが個人的印象だが、逆に救われた場面もありました。
それから「黒猫」が、そのまま「黒猫」に写ります。加工ナシです。密かにうれしいです。今まではiPhone撮影でPCのソフトで黒毛を調整していました。
レンズは主にズームレンズで24mm~200mmまでカバーしましたが一番使用しているのはNIKKOR Z 35mm f/1.8 S
単焦点レンズです。これは購入前の日記にも書いた通りです。個人的には仕事でもプライベートでも単焦点レンズの使用率は高く、また購入本数も多い傾向ですが私の場合は、なのでしょうか。
仕事でよく稼いでくれたレンズも、ズームレンズが活躍したのは言うまでもありませんが、単焦点レンズの方が稼いでくれました。また、その方が指名で仕事が多かったです。
(これはニッコールに限らずです。35mmでの話)
ぬこ様に限ったことではないのですが軽量コンパクトは武器としては重要です。そして明るく綺麗にボケる。
バッタの写真を別にすれば、ぬこ様のショットはすべてJpegで加工は全くしていません。
これは特筆すべきことです。もちろんAWBを外していたりすることもたまにありますが。太陽光と蛍光灯のミックスなど意地悪しなければ成績は良いです。
小顔効果が高く小柄に写ることは、先にも述べましたがワイド系レンズは歪みやすいので、わずかなカメラアングルで差は出ます。
必ずしも、アプリで盛らなくても小顔効果が高いかは、カメラマン次第でしょうか。
スマホは便利ですが、改めて本格的カメラで撮影することの意義を考えさせてくれたような気がします。
それからモデルを務めてくれた ぬこ様に感謝する次第です。そうそうNPSの方にも大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
そろそろ季節的には食欲の秋でしょうか。食欲が増してきたようです。
先日、抱っこしたら気持ち軽くなったような気はしました。400gくらいダイエットできたかな?
また何かあったら日記を書くかもしれませんが、これはやまぽんちゃんがNIKON Z 6IIを自腹で購入、使用して黒猫の ぬこ様を撮影した日記ですので「ぬこ様専用カメラ」購入の際の参考の一例になれば幸いです。
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