このところ眠り浅し
1982・6・12(土)
今日は風も比較的穏やかな一日。アドミ関係予算上の打ち合わせ。据え付け、commissioning TOMSの区分。Siteにてのデスクワークはどうしても能率があがらない。東京での緊張感が今一つといったところ。このところ眠り浅し。朝早く目が覚める。平均睡眠時間6・5h。
6・13(日)
Power Plant潤滑油、銘柄変更に関するクレームレター完。難物一件落着にてホッとす。M夫妻、Amran Siteへ。原ミル、Control Room、Packer Room など一緒に見て回る。Production LineのPartial Taking over に関係し、Yemen OperaterのQualityの問題につき日頃考えていたことをMにぶちまける。彼に言っても仕方ないのだが、問題点を認識させ少しでもPartial Taking overを有利に展開させようとの試みの一端なり。
6・14(月)
午前中、キルン火入れ前迄のスケジュールとチェックリスト作成。午後IDFのIdle Run実施せんとするも潤滑油の圧力あがらず。久しぶりの運転現場に出て往年のことを思い出す。キルン火入れまで刻々と時間が経過。
1週間たったイエメン、アムランの生活も少しずつマンネリ化してきた。今Siteでのメンバーの楽しみといえば、マージャン、ブラックジャック(トランプ)があるが、我は結局部屋で聞く音楽と読書が最も気が安らぐ時と言えようか。
机の脇の日本の風景や世界の街カレンダーも気分が和む。
眠り浅し。I氏帰国のためTGCへの私信託す。
過去のイエメンプロジェクトのブログはこちらより