
こんなおひゃらけのようなタイトルは、普通はつけないだろうという内容である。
一家の大黒柱であった夫が、仕事の環境が変わったことがきっかけで、うつを発症し
2回の入退院をくり返した後、
自宅療養中に、妻との口論をしたその日に、
マンションから飛び降りてしまった。
最後に、精神科医の論評がついている。
重すぎるテーマなのに、手触りが軽い仕上がりの本になっているのは、
anika という出版社の方針なのでしょう。
ページを開くだけでも気が重い、という感じがない。
だからこそ、最後まで読み通せた。
奥さんは、うつ病患者の家族としての行き詰まり、悩みを大変正直に書いている。
腰痛を抱えながらの、うつ病患者との生活に見通しが立たず、
ある時は、「死んでくれ」とさえ考えたという。
しかしそれは、「死ぬだろう」というのとは違う。
夫の自死は、まったく考えもしないことだった。
奥さんの本当の悲しみは、190ページ以内に盛り切れなかったのではないか。
一家の大黒柱であった夫が、仕事の環境が変わったことがきっかけで、うつを発症し
2回の入退院をくり返した後、
自宅療養中に、妻との口論をしたその日に、
マンションから飛び降りてしまった。
最後に、精神科医の論評がついている。
重すぎるテーマなのに、手触りが軽い仕上がりの本になっているのは、
anika という出版社の方針なのでしょう。
ページを開くだけでも気が重い、という感じがない。
だからこそ、最後まで読み通せた。
奥さんは、うつ病患者の家族としての行き詰まり、悩みを大変正直に書いている。
腰痛を抱えながらの、うつ病患者との生活に見通しが立たず、
ある時は、「死んでくれ」とさえ考えたという。
しかしそれは、「死ぬだろう」というのとは違う。
夫の自死は、まったく考えもしないことだった。
奥さんの本当の悲しみは、190ページ以内に盛り切れなかったのではないか。
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