やまなみ

長野県の自死遺族による自助グループ

年に6回奇数月の土曜日に分かち合い

偶数月に「やまなみ通信」を発行

自殺で遺された人たちのサポートガイド

2010年09月06日 | おしらせ
著者は、アン・スモーリン。



アメリカで、自殺で遺された人たちのサポートを長年している。

本人は、遺族の当事者ではない。



日本にも、このようなことを仕事(またはボランティア)にする人々が増えて来た。



アメリカでも、年間に3万人が命を絶っているという。

人口が2億以上だから、率で言うと日本の半分である。



遺族の一日の紹介から始まり、

回復していく道のりを一歩一歩説明する。



当事者同士が出会って、語り合うことが回復に役立つことを強調している。

しかし、精神医療の専門家が関わらず、当事者だけが運営する会については、

少々懐疑的なようである。



訳者は、翻訳者の柳沢桂子さん。

監修は、精神科医の高橋祥友さん。


読みやすい本である。

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