取引先の業者の会に行ってきました
今年は10月に増税もあり消費税がいよいよ10%に上がります
最近は我々も職人の年齢層も上がってきて仕立が出来ないところも増えてきています
この増税を機に辞めてしまう仕立屋さんや刺繍屋、上絵屋、洗い
今まで不景気もあって値段も押さえてやってきたツケと言いますか
各加工屋さん、糸、光熱費、運搬費、すべて値上げします
その中で我々もいよいよ立ち行かなくなってきているのが現状です
昨年はあるNCの業者の会に出席させてもらいましたが
ある人で「仕事はたくさんあります仕立屋さんは甘いです」なんて言っていた人がいましたが
正直バカだなって思いました(笑)低価格の仕事なんていくらでもあるよ
それで営業が上手いなんて勘違いもいい加減にしろって思いました
それであと何年この商売を続けられるのか着物が無くならないように出来るのか💦
低価格で競り込むことくらいバカでもできる
この先、何年も続けていく意思のある
取引先を探してやっていけるのかが問題で
職人を確保できるのかが大事なんだという事を我々も考えなければならない
最近では各取引先も紙媒体ではなくウェブ対応などもしているので
百貨店などもFacebook、Twitter、Instagramなども使って宣伝しているのを私も必ず見ています
なんだかんだ言いましたが我々は職人なんだから
最後は丁寧できれいな仕事を納める
手仕事なのに毎回同じ内容のきれいな製品づくり
あそこにお願いすれば必ず納まる
そんな仕立屋でいつまでもいられるようにするしかない
私はそう思っています
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