読み終わりました
読み応えがあった
江戸時代の後半期が舞台です
わたくしの育ちは吉原の隣町の竜泉で吉原は小さい時から馴染みです
ついでに向こう隣りは日本堤、山谷の環境で育ちました、さて置いて
江戸時代260年は概ね平和な日常で文化が花開いたと言える
主人公のの蔦屋重三郎は今の時代ではメディア王です
自分では作家でもないし画家でもないが版元で出版社のオーナーですから
メディアの影響力は凄い、作家と画家を育てる才能にたけてい居る
写楽のくだりも面白かったで、写楽の才能を引き出しながら、蔦重と写楽との葛藤が迫力満点です、北斎との絡みをもっと書いてほしかった。
歌麿、北斎、曲亭馬琴、十返舎 一九、山東京伝などなど、興味深い登場人物の絡みが凄い時代でした
藤沢周平著 喜多川歌麿女絵草紙が楽しみです