皆様こんばんは、大和工房です。
大和工房も本年最後の営業日となりました。
締めくくりの最後のブログを飾るに相応しい作品の御紹介です!!!
極上レザー掛け軸です!!!
先日の大和ブログに御紹介しました巨大な皮革がこれです!!!
イメージは“登竜門”です。
下記Wikipedia参照
登龍門(とうりゅうもん)とは、成功へと至るために乗り越えなければならない難しい関門のことをいうことわざ。
特に立身出世のための関門、あるいはただ単にその糸口という意味で用いられる。鯉の滝登りともいわれ、鯉幟という風習の元になっている。
この諺は『
後漢書』李膺伝に語られた故事に由来する。それによると、
李膺は宦官の横暴に憤りこれを粛正しようと試みるなど公明正大な人物であり、司隷校尉に任じられるなど宮廷の実力者でもあった(
党錮の禁を参照)。もし若い官吏の中で彼に才能を認められた者があったならば、それはすなわち将来の出世が約束されたということであった。このため彼に選ばれた人のことを、流れの急な龍門という河を登りきった鯉は
龍になるという伝説になぞらえて、「竜門に登った」と形容したという。
なお「竜門」とは夏朝の皇帝・禹がその治水事業において山西省の黄河上流にある竜門山を切り開いてできた急流のことである。
ここまでの作品になりますと全体のイメージを見ながらになりますので
下書きが入ります!
先ずは荒れ狂う波をイメージして下に配置です。
それと共に鯉を描き、その後に天に昇る竜を描きました。
荒い波を彫り込み
鯉を彫り込み
それと共に地平線まで広がるような渦を表現し彫り込みました!
手を止めることもなくただひたすら彫り込んで行きます!
ようやく姿を見せた波と渦と鯉!!!
竜は最後に彫り込みました!!!
この状態だけでも竜の雰囲気は半端ないです。
そして竜を取り巻く炎はその時の全体のインスピレーションから
自由に描き彫り込みました!
炎一つ見ても極厚皮革に彫り込んでいるのでこのような立体感!!!
ただ者では御座いません。
そして時間を多大にかけて御仕立てしましたのが
この作品です!!!
写真で見るより実際の作品はただただ凄いの一言でした!!!
大和の手には銀製大和家紋、実は家紋の下には普段は彫らないような
渦を纏った玉なのです!!!
今回新築での記念に家のメインになる場所へこちらを飾って頂けるようで
家の設計時から考えられて作られた作品なのです。
こんな素敵な作品を御仕立てさせて頂きまして本当にありがとうございました。
2012年最後に強く記憶に残る作品でした!!!
そして大和工房ブログもこれで年内最後となります。
今年本当に沢山の方々がこのブログを見て下さり
ブログを運営している自分も本当に嬉しい反響を沢山頂き元気を沢山頂きましたm(_ _)m
また来年も沢山更新をしていきたいと思っております。
どうぞお暇な時間にチェックしてくださいませ!
そして来年1月6日(日)より通常営業を致します。
もう一点大事なお知らせも御座います。
来年の営業始めより・・・
大和工房 髙原 裕司(通称 ヒロ)は、
大和工房 店長として
昇進する運びと相成りました。
普段の真っ直ぐな頑張りと、大和を更に向上させていこうという強い意志を感じ
来年以降更なる高みへと上り詰めて行くために大和にとって非常に重要な人財です!!!
皆様どうぞ今後ともヒロを厚くご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いいたします。
本年も皆様本当にありがとうございましたm(_ _)m
皆様のお陰様で自分たちは生かされております。
この気持ちを強く胸に刻みこみ来年も更なる成長を
していきたいと思っております。
2013年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
有限会社 大和工房
代表取締役 大熊 幸延