つれづれ思うこと

日頃思うことを綴ります

ルトガー・ブレグマンと斎藤幸平の対談記事

2022-07-07 09:53:04 | 民主主義・人権・情報
文芸春秋5月特別号にルトガー・ブレグマンと斎藤幸平の対談記事が載っている。 斎藤幸平は『人新世の「資本論」』の著者で日本で50万部にせまる売上を上げている。内容は、「気候変動の対策は待ったなしであり、資本主義ではこの対策は不可。マルクスも晩年には、自然環境とマッチした社会主義を理想としていたとのメモを残している」とし、「脱成長コミュニズム」が理想だとまとめている。
それぞれの主張を忌憚なく論じていることが気持ちよい。ブレグマンは「脱成長」に疑問を呈し、斎藤は「気候変動の危機」の対応を強調していた。今後もこうした記事が載ること期待したい。