朝8時から出発の午前中の観光は、昼食サルティンボッカを食べて終了。実はローマのイタリアンは誰もおいしいと感じなかったようだ。味は塩味だけで薄くてテーブルコショーもタバスコも塩も置いてない。ピザは焼き立てでもチーズ、ピザソースも少なめで、ナポリともにおいしいと思ったことはなかった。
感心したのは、ディスプレーはさすがセンスがいい。高級店でもないのにリストランテ、ファッションの店ともおしゃれ!と思った。
最後に定番の免税店三越百貨店に案内されて、トイレを済ませ一応物見中、後ろのほうから声をかけられた・・・・?驚いた事に、春まで長く一緒にチームで働いていた、隣町に住む稲見さんではないですか!私たちより一日前に出発した、別会社のツアーに家族5人で来たの!と。ゆっくり話は出来なかったが、仕事をやめてから家の近くまで行っても会った事がなかったのに、こんなところで会うなんて感激してしまった。帰国後、写真鑑賞会をして旅の話題を交換し合った。
稲見さんご家族はローマ、ナポリ、フィレンツェとパリ、モンサンミッシェルのツアーを楽しんだと言っていた。
午後の自由時間は14時30分から、集合の6時45分まで。オプションでローマ散歩道と言うのがあったが、私たちは自分たちで同じコースを散策して見た。散策と言っても歩いて歩いて歩き回ることになった。スペイン広場からスタートして街の商店街を通り抜けてパンテオンまで行って、ナボーナ広場へ。
「真実の口」は本物は写真撮影のため30分は並ぶと言う前情報だったが、三越にレプリカがあったのでそれで済ませた。本物がある教会の前は予想通りずらっと並んでいたので、パスすることにした。最後は午前中車窓だけだった、コロッセオを見学したいと言う夫のために、歩き疲れていたが入場して見ることにした。
イタリアの松の木は下を切り落としてすっきりさせている。面白い切り方だと思ったが、夫はすっきりしていいなあ!ですって。
ルイヴィトンのショーウインドウには新作の宣伝で、前衛画家の草間弥生の作品が展示されていた。その前は村上隆だったが、赤や黄色の水玉模様のバッグは奇抜!
**今日のハプニング。夕方の集合は三越近くのバス停車場だったのだが、テルミネ駅からタクシーに乗った。地下鉄に乗ってみたかったのだが疲れきっていたで一気に行きたかった。タクシーの運転手は25?と提示してきたので、高いと思ったがOKしていってもらった。降りるとき20?札と5?札を夫が出したのだが、スーとうまく20?札を5?札にすり替え、これだけしかもらってないと言ってきた!夫は強く日本語で今出しただろう!と言い返したのでOK,OKとドアを開けてくれたのだが、ツアーのみんなに報告するとその距離だと9?ほどの距離だよねと言われた。
使いそうなイタリア語のメモは添乗員さんからもらっていたが、とっさには出ない。道を聞くにも所々で見かけるおまわりさんに英語の単語だけで自由行動はクリア出来たが、はっきり断る事と、お金のやり取りは確認しながら渡したほうがいいと勉強したことだった。