その前に2日目、ローマのメトロでのトラブルを報告。
ツアーメンバーiさんのご夫婦は、ある駅から集合場所に近いテルミネ駅間で、地下鉄の乗ったとき一緒に乗り込んだ妊婦が、見送りの人に手を振ってとゼスチャーをしたので、意味がわからないまま手を挙げると、妊婦はIさんのバッグの中をごそごそして、財布を盗もうとされたそうだ。変だと思って拒絶して払いのけたので、もめることなく盗られる事なく、次の駅で降りたときいた。日本だったら警察に突き出されるでしょうに、平気な顔して過ぎ去るとは日常茶飯事なのかしら?
そして3日目のホテル到着時。Sさんの奥様はバスからスーツケースを取り出すとき出てこなかったのだ。ご主人のほうはあったのだが、同じケースが行方不明?ローマで出発するとき、同じバスが並んでいて、添乗員さんは青いポロシャツの運転手さんのほうですと言ったので、私たちは夫と二人で運んだのだが、Sさんご夫婦は別々に運んだらしい。結局行方不明のまま旅をすることになり、ご主人のシャツを借りたり、乗り物酔いの薬がすぐ手に入らず、私の夫のために用意していたのを分けてあげて何とかすごすことが出来たようだった。最終日の頃奥様はおっしゃっていたが、いつも念を押して着替えなどは大目に持っていくのが習慣だが、シンプルな荷物でも過ごせる事がよくわかったと。私も海外旅行に限らず荷物が多くなってしまうのだが、考えて見よう。
さて5日目はアルベロベッロへナポリから315km昨夜のうち到着した。西側からアドレア海側の世界遺産トゥルッリの家並みのホテルに宿泊した。観ておきたかったトゥルッリ。この観光が含まれていたので参加した人が多かった。 日本で言えば白川郷のようだと話をしていたのだが、姉妹都市になっているとの事。古い日本家屋と西洋の違いはあるが個性的な家の集まりは、おとぎの世界に来たような、ほっとした気持ちになれる空間だった。町並みも家も道路も美しくいつまでも居たい空間だった。
個人経営のホテルのトイレの窓から。 ガイド付きで街中を散策 。 すべての家が トゥルッリだけではない。
もちろん住民もいる。2.5平米1000万円以上で買うことも出来るそうだ。お金持ちの別邸として買う人が多いと言う。壁は石灰を使い1年に一度塗り替える。とんがり屋根ひとつに一部屋のつくりでドアはないそうだ。屋根の職人は4,5人しか残ってなく今後の心配はあるとのことだった。
部屋をオープンにして見せてくれている住民もいた。15ユーロを50ユーロと聞き間違えて、高い!と言ったら12ユーロにしてくれた。石で出来た手作り置物。