テスト
最後の宿泊はミラノ都市部から少し離れた、ソルビアーテオローナのホテル。マルペンサ空港に近い郊外のホテル。ゴルフ場に併設されたリゾートホテルだが、大きくてきれいなホテルだった。周りには商店街はなく、大きなスーパーマーケットがあった。ホテルでの夕食は付いてなかったので、それぞれそこで買い物しホテルで食事をした。量り売りのイカのお惣菜や果物を買って、私は日本から持参したパックのおかゆも食べたのだが、本当においしい!元気を取り戻せた気分だった。
出発の朝は空港に近いため11時発。食事も7時30分とゆっくりだったが、ミラノ時間15日は休日だそうで、ホテルの職員はフロントに一人しか見かけなかった。食堂にも人はいなくなって、にんずんぶんには満たないハム、チーズで食べられなかった人もいた。
そうそう、この朝私はいつものように6時半ごろシャワーを浴びてシャンプーをしたので,ドライヤーで乾かそうとスイッチを入れると、プツンと音がしてショートしてしまった。メンテナンスの担当者はすぐ来てくれて代わりのドライヤーを用意してくれテ、ブレーカーを元に戻し停電は解消されたが、その階全室停電になったらしい。最後までハプニングは起こった旅行だった。
ワインは安い! これで日本円で745円?
この日ミネラルウオーターのセールだったようで朝から買いだめしていた。700cc1本は1ユーロで日本と同価格。今回も日本から2?6本のを500円弱で買ってもって行ったが、1?6本で500ユーロほどだった。大きな楕円形の水かもセールで1個2ユーロ弱の価格で皆さん3個4個買い求めていた。どんだけ食べるの?
帰国の飛行機では、来るとき観損なった映画3本きっちり見ることが出来た。しかも最新の作品。心残りはない。富士山が見えた。千葉の景色。もうひとつトラブルが・・・。大きなほうのトランクの取っ手が、とうとうホテルを出るとき壊れて取れてしまった。横の部分は付いていたので持つには不自由しなかったが、20年前に買ったものなので惜しみなく粗大ごみに出すことにした。
いろいろあったイタリア周遊旅行だったが、ツアーメンバーの仲がよかったしよい旅行だった。コンダクターつきの旅行がいいか、ホテルと航空券だけで、現地のツアーを選んで観光するのがいいか、今後思案のしどころ。目いっぱい観たければ完全ツアーだし、好きなところをじっくり観るならパックツアー。1ヶ月ほどじっくり旅してみたい。今度はいついけるか予定はたっていないが・・・・。
どの大聖堂でも入場する時の服装は、肌を出してはいけない。男女ともショートパンツは禁止。肩も出してはいけない。大きな荷物を持って入ってはいけなィ。荷物のセキュリティー検査があるなどなかなか厳しい。ローマではペットボトルの水ももって入れなかった。ここでは自由に入れたが警備員は立っていた。現在、規制緩和も進めているとも説明があった。日本と違って、この暑い夏などは男性は老若問わず短パン、女性はストラップだけのベアトップ姿が多い。今日本でも若い女性はストラップ、タンクトップが増えているが、日焼けしない服装がまだまだ多い。しばらくヨーロッパのファッションになれると何の違和感もなくなってくるのが不思議。
パントマイムと言うかストーリーパフォーマンスと言うか、暑いさなかスーツを着てやり続けている。
集合真近、無料のトイレを利用するため、聖堂近くのデパートに行った。トイレは各階にあるのではなく、最上階にあるのみ。ローマでもそのようだった。トイレを済ませ休憩をするためレストランに入りハーブティを注文。夫はコーヒーを注文した。隣に聖堂の上部が見える。歩いて回っている人たちがちらほら見える。エレベーターでは12ユーロ。歩いて上るには8ユーロの料金がかかる。しかしなんとも素晴らしい大聖堂。14世紀に着工されて完成はナポレオンによって19世紀となった。ガウディのサクラダファミリアの完成はまだだが、気の長いことだ。
デパートのショーウインドウのポスターは大胆ね!草間弥生。もちろん日本でももれなく展示している。集合場所に戻ってきた。
ベローナから169kmミラノへ。ミラノではまず昼食。ミラノ風カツレツはとてもおいしかった。やはりローマなど南のほうより、北イタリアのほうがおいしい!日本で食べるイタリアンそのものだ。 その後はスカラ座前まで移動して解散。夕方まで自由散策。
右スカラ座。その左はスカラ博物館
オペラは聴けなかったが、博物館の中を鑑賞。何人かの人たちもそうしたようだ。ゴージャスでオペラを聴きたいものだ。古い歌手の人たちも素敵だった。
古いタイプの路面電車 オペラ座からガレリアを通りドゥオーモへいく。 マクドナルドもおしゃれで気がつかないほど。
ゴシック建築の大傑作、美しい建物。しばらく修復していたようできれいになったそうだ。135本の尖塔が天を貫いている。上まで階段、エレベーターで上れる。それぞれ料金が変わる。
ベネチアから46kmヌエンタディビアヴェのホテルまで。8時出発ベローナまで146km。「ロミオとジュリエット」のジュリエットの家へ。
高台の絶景ポイントまで。高い丘の上には教会が建っていて、美しいベローナの町が一望できる。糸杉が美しい。教会は比較的新しく、こじんまりしている。
14世紀すから毛の権威を象徴する城カステルヴェッキオの城壁は2kmほどあるとか(記憶は定かではないが)今は市立美術館になっている。右はジュリエットの家へ。
恋人たちの落書き。これも名所なのか?「おお!ロミオ・・!なぜあなたはロミオなの?」中にも入れる。ジュリエットの像の胸にタッチすると幸せになる・そうな。そのうち磨り減ってしまうのでは・・・・。