インプとMacと怪獣と

我が家のGRBAインプ、iMac&MBP15&MBA11、なっちん怪獣の日常を何となく書いてます

ツインリンク茂木 スキルアップミーティングα 2009/5/1

2009-05-02 22:17:59 | CIRCUIT
非常~に中身の濃い20分x4本の一日ですた。
なんと言っても講師の一人はS耐でインプレッサを駆るPROVAの吉田寿博選手。
たまりませんぜ、旦那。

ちなみに俺の茂木ロードコースの走行経験は2003年11月のSOD走行会のみ。
このときはGDBA(スプリングのみアイバッハのProKitに換えていた)でベストは
2分29秒後半位。




(1)ブリーフィングの後に早速吉田選手に特攻をかける。

俺「え~、本日GRBAに乗ってきたんですが、このコースのDCCDおすすめセッティングを御教示いただけないでしょうか」

吉田選手「オートが良いです。」

俺「オートですか?オート+でもオート-でもなく?」

吉田選手「オートです。オートは割と拘束が強いのでトラクションと旋回のバランスが良いのです。」

俺「自分的にはオートやオート±だと勝手に前後バランスが変わってしまうので気持ち悪くてサーキットではいつもLOCKで走っていたのですが、、、」

吉田選手「そこはその挙動に慣れて機械に任せた方が良いです。もちろん路面状況によりLOCKを選択する事もありますが、基本はまずオートで」

俺「了解しますた。ちなみにVDCは男らしくOFFって事でよろしいでしょうか?

吉田選手「GRBのVDCは割と唐突にマイナス制御が入るので、揺り返しで挙動が不安定になる事がある。もし普段VDCオフで走っているのなら、それの方が良いでしょう。」

俺「了解しますた。ちなみにこのコースでインプで2速を使うコーナーはあるでしょうか?」

吉田選手「このコースならコーナーは全部4速で良いはず。高いギアでガンガン踏んでブーストを掛けて行くのがこつです。シフトアップは6500rpmで良いです。8000rpmまで回しても意味がありません。」

俺「了解しますた」

1本目のベストタイム 2分27秒266

(2)1本目の走行の後、幸いな事にジャンケンでゲットした同乗走行権を駆使し吉田選手運転のDC5の助手席へ。
何が凄いって、ブレーキングの鋭さが半端じゃない。どうやればああいう風に減速Gを立ち上げられるのか。理屈では、「アクセルOFFで後ろ荷重から水平荷重へ→そこから初期ブレーキでスムーズに前荷重へ(フロントのバネ、ブッシュ、タイヤをつぶす)→一気に減速G立ち上げ」ちうのは判るんじゃが、判ったって出来んもんは出来ん。
吉田選手「茂木ロードコースのようなストップ&ゴーのトラクションコースはいかにブレーキングを短い距離&時間で終わらせるかが大切。自分でもちょっと怖いくらい奥まで突っ込んだブレーキをして尚かつそれを上手くコーナーリング開始に繋げる必要がある。まあ難しいんだけどね」

俺「ちなみに、4速でコーナーリングしようと思うと、自分の進入速度が遅い事もあり非常に加速がかったるいコーナーがあるのですが。」

吉田選手「かったるければその分早めにアクセルを開け始めるのが大事。例えばまだ舵角深い状態でもアクセルを開けて、ブーストが立ち上がりトルクが出始めるのに合わせてステアリングを戻して行くようなイメージで。」

俺「足回りは現状バネレートを1kg高くしたZERO2Eで減衰はフロント4、リア5にしています。」

吉田選手「GRBのリアは固くするよりもロールをさせた方が動く方向となる。もしアンダーが気に成るようなら、リアを緩めてみても良いかも。

俺「了解しますた。」

早速リアの減衰を4に緩めて走行にはいる。
減衰変更の効果はてきめんで、S字二つ目の進入や最終手前の左の進入できれいにリアが動いてくれるので非常に姿勢が作りやすくなった。
またDCCDオートモードの挙動にも慣れ、電子制御に身を委ねて走れるようになってきた。

2本目のベストタイム 2分24秒626

1本目のタイムを大幅に上回るものの、ここでブレーキ終了。
一応エア抜きしてタッチは戻るもののパッド残が5mm位になってしまった。
3本目はブーレキングは諦めて、立ち上がりの練習に専念する。

3本目のベストタイム 2分24秒020

なんとブレーキを頑張った2本目のタイムを上回った。
うーむ、やぱしブレーキングで頑張るとその後の余裕が無くなって立ち上がりが
疎かになってしまうようじゃ。




(3)3本目終了後さらに吉田選手に話を聞く。

俺「ブレーキが終わってしまいますた。パッドはPMU777、ロータはディクセルFCR、フルードはBB4です。ブレーキ関係のおすすめはあるでしょうか?

吉田選手「高いので誰にでも勧められる訳ではないが、性能で言えばやはりPFCのロータとパッド(Racing)が最高でしょう。今日の走行くらいでは全く音を上げないと思います。」

俺「今後の車のいじり方として、例えばSTIのパフォーマンスパッケージはサーキット走行に効果があるでしょうか?」

吉田選手「街乗りから80km/hくらいまでの速度域では凄く違いが判ると思うが、サーキット走行レベルでは正直あまり差が判らないと思う。またGRBの場合フロントのキャンバーは3度くらい付けた方が良い。これくらいならばブレーキング時の安定性にも問題は出ないはず。」

俺「ありがとうございますた」

4本目の走行に入るも、いい加減ブレーキがヤバすぎるのと赤旗も入った為、
4本目のベストタイム 2分24秒650


その後四季彩館で温泉に入り鴨汁そばを食して帰還。


今回の感想
・吉田選手すげー
・オートモードすげー






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