馬籠(岐阜県中津川市)から妻籠(長野県南木曽町)までの10Km区間
平成17年2月に越県合併で長野県から岐阜県中津川市に編入していた
馬籠を出発地としてイザ! 今日は2013.1.10 私の誕生日
旧中山道を南から北へ
馬籠から馬籠峠まではゆっくりとした登りがずっと続きます。舗装された県道7号線とその傍を旧中山道が別れたり交わったりで、時にはどれが旧中山道かわからなくなります。(たぶん冷静に考えれば間違えないと思いますが)本人は案外必死の思いです。
こんな坂がずっと続きます。登山道よりはずっと歩きやすいのですが、、、
まだまだ先は長い。
ただひたすら登りが続くなあ。十返舎一九の碑渋皮のむけし女は ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー見えねども 栗のこはめしここ乃名物
こんな句がいいのかなあ、わたしにはちっともわからねえなあ???
見えた! 峠だ!!現在の県境。でも途中で長野県の管理の小さな標識がいくつかあったが、、、、編入で入り組んでるのか?
いずれにしても、峠に間違いは無い。標高801Mやっと到達。ここまでは南斜面だがこれから北側になる。まだ1月の10日。今日は穏やかな冬の日だが、ちょっと心配。
的中!峠を超えたとたん雪の圧雪。空は真っ青だが、気温は4度くらいだ。脇にも雪は残る。
ずっと下りが続くが、すべって滑って、何度か転びそうになる。歳のせいか膝も痛いし、トレッキングシューズで守られている感じ。
下りなので、足は自然に前に進まざるを得ない。しかし、滑りやすい雪で慎重になる。柔らかそうなところを選んで踏みしめてゆく。
ずっとほとんど陽も当たらず冷たい。バスがスタッドレスを履いて私を追い越していく。帰りはこのバスでまた馬籠まで戻るぞ、と自分に言い聞かせているとやっと少し平坦なところに出てきた。
あと2.2Kmの案内。あと1.8Km。徐々に妻籠に近くなって、、、
遂に妻籠宿に到着。早々に通り抜ける。バス停に急ぐ。 時間がない。
バスの発車時刻が近い。バス停はどこ?なんて思いながら、町?を通る。
バス停の案内を発見し、バス停へと急ぐ。すぐにバスが到着。馬籠行きかもよく分からず、バスの運転主さんに慌てて聞く。
どうやら馬籠に行くようだ。ホット一安心。
バスに乗り込みイザ馬籠にもどるぞ。
途中、もちろん登ってきた峠も通る。こんな時期では峠の茶屋もしまっている。ホントなら登りきった所で峠の茶屋で、一杯、というのが定番なんだろうが、、、。
馬籠から妻籠まで10Km2時間50分。峠から妻籠までの所要時間が意外と短かったことでバスにも間に合ったし、自分の足腰にも自信が持てたかなという一日でした。今日で還暦なので、記念になりました。