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オメガねこ

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「臨床試験」 と 「統計」

2022年08月16日 | 統計
 例えば、ある環境で「ワクチンを接種したグループ(VG)」の内 感染した人の割合が百人中一人で、「プラセボを接種したグループ(PG)」では 百人中十人だったとすると、ワクチンの有効率は90%となります。

有効率=1-(VGの感染率÷PGの感染率)
   =1-(0.01÷0.1)
   =0.9=90%

 また、ある環境で「VG」が1万人の内1人が感染し、「PG」が1万人の内10人が感染した場合も、

有効率=1-(0.0001÷0.001)
   =90%

です。これは、ウイルスの感染能力に関係なく、ワクチンの有効率90%を保証している事を示しています。

 必要な接種を完了した人の割合は「世界=63.1%」で「日本=81%」です。

 現在までの世界の累積感染率は、世界人口が771千万人で感染者が59千万人なので感染率は「0.077」です。日本国内では人口が12.5千万人で1.5千万人が感染したとして、感染率は「0.12」となります。

 これは、ワクチン接種率が高い日本国内にいると感染し易くなることを示していて、「日本人が外国に逃れた場合」の有効率を計算すると、

有効率=1-(0.077÷0.12)
   ≒36%

となり、これが地政学的リスクならば、日本にいるよりも外国に行く方が36%有効性が有ると言え、コロナ恐怖症の人は日本から脱出した方が良いと言えますw

 知ってか知らずか、日本国内のマスク着用率が高いのは、この「統計データ」によるものかもしれませんww

 或いは、これが日本国籍によるものとした場合は、外国籍になると36%感染し難くなるかも知れませんw

 若しかすると、日本人のマスク着用率が高いのは、この「統計データ」によるものかもしれませんww

 これは、「特定の目的を持った恣意的な統計には意味が無い」ことを示しています。

 それは兎も角、ここで「PG」と「VG」の感染率が共に0.01と同じだった場合は「有効率」は0%になって、「臨床試験の結果、有効性は無い」と判断されます。但し、個別に見ると、接種したお陰で感染しなかった人と、接種したせいで感染した人がいて、その合計の感染率が0.01%になったかも知れないので、必ずしも「ワクチンそのものに有効性が無い」とは言い切れません。

 但し、「PG」の感染率が0%だったとしたら、「有効率」はマイナス無限大になり、「ワクチンは有害である」となるのですが、そのような「臨床試験」は無いようです。

 一般に「ワクチン未接種グループ(AG)」は感染しやすいとされるので、「VG」よりも多くの人が早期に感染して抗体を保有する事になります。ここで、「VG」が感染し難いとすれば、既感染者の多い「AG」は「VG」よりも強度な抗体を保有している事から、被害者の人数は別にして、「VG」よりも「AG」の方が早く流行が終息する、と予測出来ます。

 「臨床試験」の結果、「VG」に1%の感染者が出た場合、残りの99%の人が「臨床試験後」に新規感染者にならないと云う保証も無く、勿論1%の人が再感染しないと云う保証も有りません。

 科学的には、「ワクチン接種証明書」よりも「既感染証明書」の方が有用なのですが、「感染証明書」どころか、世間では最も安全な未接種感染者」は白い目で見られます。

 私の様な「マスク非着用で未接種・未感染者」に対して「安全証明書」が発行されるかどうかは分からないのですが、科学的には「未感染者」が、一番他人に迷惑をかけていないと言えます。

 それでも、感染学の学者には「無症状陽性者も他人に感染させる可能性が有る」と主張する人がいるので、スパコンでシミュレートした結果「未感染者でも感染源となり得る」とされるかもしれませんwww




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