オメガねこ

知識は人をバカにする。
智識はバカを人にする。
信じるか信じないかは、自分次第です。

「コロナ死亡」 と 「コロナ以外の死亡」

2024年12月16日 | 統計
 最近、とある「保健学8割博士」が、

「飲食店に営業停止しろとは言っていない。8割削減しろと言っただけだ。」

とXにポストしたようです。

 また、BuzzFeed Japan Medicalの記事「
自宅でオリンピック観戦では収まらない・・・」では、

私たちは今、7割が免疫を持ってもロックダウンしないと制御できなかったウイルスと向き合っているのです。
どうしても皆さんの協力をもらって切り抜けたい。ダメかもしれないけれど、僕がファイティングポーズを崩すと終わりだと思っています。最後まで僕の役割を果たしたいと思います。

と言い、「オリンピックの中止」を主張していました。

 しかし、現在では「ファイティングポーズ」を崩したお陰かww 完全ロックダウンをせずに「8割減対策禍」が終わりました。但し、「8割減対策(緊急事態宣言)のお陰で医療ひっ迫が抑えられた」のではなく、「8割減対策の所為で医療ひっ迫が起きた」と、私は考察しています。

 「発熱外来」以外の診療所では「熱のある患者さんの診察は受け付けていません」の張り紙が掲示され、また、多くの総合病院では運用しきれないほどの「コロナ専用ベッド」が準備されて、補助金は受け取るが患者は受け入れない状態が常態化しました。

 「超過死亡」の原因が、ワクチン接種にあったのか、病院の診療体制にあったのかは分かりませんが、例えば、事態を憂慮したインフルエンサーが病院名を特定し、

「XX病院に入院すると死ぬ可能性がある」

とネット投稿し、たとえ当人が「入院が原因で死ぬとは言っていない。可能性を言っただけだ。」と主張しても、大概は訴えられて「犯罪者」の資格を得ることになると思います。

 コロナ(対策)禍の期間に於ける「死因を問わない年間死亡数(万人)」は、

  年 |死亡数|前年差|2019との差
----+---+---+-------
2019|138|***|***
2020|137| -1| -1
2021|144|  7|  6
2022|157| 13| 19
2023|157|  0| 19
----+---+---+-------
 累計 |733|***| 43(万人)

で、政府はが2023年に「前年差=0人(表では四捨五入したので、実際には約1万人)を以って新型コロナを(2類から5類に戻した)」ようです。しかし実態は、2019年との差では2023年も19万人多く死んでいます。

 「コロナ流行期間」の超過死亡は数十万人(定義・原因ともに定かではない)とされていますが、(交通事故死などを含めた)コロナ死亡数(2020~2023年)は累計で10万人です。

 同期間の
超過死亡を「新型コロナウイルス以外」で指定すると「34,904~157,687人(2020/1~2023/12)」で、「コロナによる累計死亡数10万人」を超える可能性があります。

 つまり、「コロナ対策によって、コロナ以外の死亡が増えた」可能性を否定できず、

「対策を全く取らない場合、日本国内では約85万人が人工呼吸器や集中治療室での治療を要する重篤患者となり、重篤患者の49%が死亡したとする中国のデータなどに基づけば、うち約42万人が死亡する。」

との「8割おじさん」の試算を、

「対策をとった場合、・・・」

と,
冒頭部分を少しだけ修正すると、正しかったことにできますww

 それでも、おそらく来年には「mRNAワクチンの自主回収」で、全てが無かったことにされ、関係者の殆どが召されてから、例の如く「薬害の補償」が実施されると思われますww


「Xの法則」 と 「病気」

2024年11月29日 | 統計
 成功した人に「成功の秘訣は何ですか?」と問うと、大概の場合「失敗を恐れない事」と答えると思いますが、これを聞いて「失敗が多いほど成功者に成れる」と思う人は「Xの法則」の信者かも知れません。

 この設問の間違いは「成功した人に聞いた」事に有り、失敗者に聞くと「成功の秘訣は失敗しない事」と言うと思います。コホート研究で人を何らかの要素に分け、失敗数を計測していくと、おそらくその要素の如何に由らず「失敗数の多さに比例して、脱落者は多くなる」との結論を得ると思います。

 「失敗は成功の基」ではなく、「失敗を認めることが成功の基」と言え、失敗を認識できない人は運以外では成功しません。

 「肺がんの主原因はタバコである」とされてから、喫煙者が極端に減り当然「副流煙の(自称)被害者」も殆どいなくなりました。それと因果関係が有るかどうかは判らないのですが、人間の寿命が大きく伸び、同時に「肺がんによる死亡者」が増加しましたww

 その関係性を示したグラフを解析すると、明らかに「Xの法則(原因要素が減少すると、結果指数が増加する:期待と正反対の結果を得る)」である事が示されています。「喫煙者の減少」と「平均寿命の伸び」には相関性はある事は確かですが「因果関係」は不明で、「平均寿命の伸び」によって「肺がんの死亡数が増加」しているようにも見えます。

 但し、(適度な)喫煙が(有害な)肺がんを誘引すると云う科学的データは無いとされていて、「紫煙の毒性」も不明のようです。素直に見ると「喫煙者の減少が肺がん患者を増加させた」と考えるのが妥当だと思います


 「マスク効果」や「ワクチン効果」についても「Xの法則」を示し、日本はマスクの着用率やワクチン接種率が高いのに感染症の波が長期に及んだ事から、「感染予防を強化すると感染者が増える」と言えます。但し、「ワクチン効果」は兎も角、医療用マスク(N95以上)を使用し、短時間(1時間程度)で使い捨て交換する場合は、口内は適度な湿度が保たれることもあり、確実に「マスクの効果」は発揮できると思います。

 若しも「マスクに感染防止効果が有る」のなら、そのマスクには(侵入を阻止された)ウイルスが付着している事になります。つまり、大勢が集まる場所は感染の危険があると考え、(ウイルスが付着しいている)マスクを着用する事は、・・・平仄が合いますww

 「ワクチン効果」の場合は、免疫獲得効果はさて置き、「免疫抑制効果」があるようで、自己免疫の過剰反応が抑えられる事から、日本での感染者数(正しくは陽性者数)は多くても、世界に比して重症者数や感染死亡数は少ないようです。但し、「免疫抑制効果」によって他の感染症による死亡数が多発し、Xの法則通りに「超過死亡数(数十万人)」が増加した可能性は否定できません。

 「
コロナワクチンのブースター接種をした子供(12~17歳)の75%がコロナ陽性だった」と云う治験結果があるようで、これもまた「Xの法則」が成立しています。


「治験」 と 「考察」 ②

2024年11月18日 | 統計
 「コスタイベ筋注用」のベトナムでの「フェーズ3b治験結果(2024年5月29日)」を表にすると、

  群  :治験数 :発症数
-----:----:---
ワクチン群:8059: 74
プラセボ群:8041:170

から、発症率
(感染しても発症しない人が含まれているかどうかは不明)は、

ワクチン群: 74/8059≒0.0092
プラセボ群:170/8041≒0.021


で、

  群  :発症率%
-----:----
ワクチン群:0.92
プラセボ群:2.11

と、なります。コロナ感染症に対する有効率は、

有効率 =1-0.92/2.11=0.564

で、ワクチンの有効率は約56%とされました。

 実際には、「接種すると約99%%の人が感染しない」で済み「接種しなくても約98%の人は感染しない」とも言えますww

 また、総死亡数21人の内訳は、

  群  :感染死亡:コロナ以外:計
-----:----:-----:--
ワクチン群:   1:    4: 5
プラセボ群:   9:    7:16

だそうです。「コロナ以外の死亡数」でも「ワクチン群」が(有為に)少ないのは、「群の選別に偏りが有った」からなのか、或いは「ワクチンには死亡数を減らす効果が有る」からなのかは分かりませんww

 これを死亡率(致死率ではない)でみると、

  群  :治験数 :計 :死亡率 %
-----:----:--:-----
ワクチン群:8059: 5:0.062
プラセボ群:8041:16:0.199

で、致死率
(コロナ感染による死亡)は、

  群  :発症数:死亡数:致死率%
-----:---:---:----
ワクチン群: 74:  1:1.35
プラセボ群:170:  9:5.29

です。

 「すべての被験者は1年間にわたって追跡調査される」とされているので、「一年間の集計データ」とすると、

  群  :治験者年間死亡率
-----:--------
ワクチン群: 0.00062
プラセボ群: 0.00199

です。ベトナムの簡易寿命表は分からないので、日本の
「簡易生命表(R5年・男)」を援用すると、

年齢 :死亡率
 10:0.00006
 20:0.00043
 30:0.00055
 33:0.00062
 40:0.00102
 48:0.00198
 50:0.00243
 60:0.00633
 70:0.01724
 80:0.04773
 90:0.15182
100:0.40062
105:1.00000

です。この表の見かたは「50歳の男性は一年間に10万人中243人が召される」です。

 治験の不自然さはさておいて、正しいと仮定して結論を書きます。

 治験者の年齢構成は分からないのですが、治験者の総死亡率は、

・ワクチン接種者は日本の簡易寿命表での男性33歳に相当
・未接種者は同じく48歳に相当する

と言えます。

 確かに「未接種者のほうが死亡率は高い」のですが、それは「令和5年度における日本人男性48歳の死亡率と同じ」という結果なので、「治験者の年齢構成」の可能性も考えられ、恐れるような病とは思えません。

 「年齢ごとの治験結果」を精査しなければ、これ以上のことは言えませんが、この治験結果は「mRNAワクチン接種開始後に数十万人の超過死亡を記録した日本人でも、コスタイベを接種すると平均寿命がのびる」ことを示していますww

 これを以って「未接種(=48歳病?)は怖い」と思うかどうかは、自分次第ですww



「治験」 と 「考察」 ①

2024年11月15日 | 統計
 事故増殖型コロ・・・もとい、「自己増殖型コロナワクチン」である明治製菓ファルマの「コスタイベ筋注用」のベトナムでの治験が終わり、日本では定期接種が10月1日から始まったようです。

 尚、ベトナムでの治験結果を日本に適用できるのなら、この治験結果と日本の感染実態を比較しても無問題と、私は解釈します。

 定期接種の対象者は、65歳以上の高齢者と基礎疾患を持つ60~64歳の8割程度で、用意されるのが、従来型の「mRNAワクチン」が2527万回分、新しく認可された「自己増殖型ワクチン」が427万回分、他に組み換えタンパクワクチンは270万回分、だそうです。

 更にインフルエンザワクチンも2734万本用意されているので、ワクチンファンにとっては至れり尽くせりの対応ですww

 但し、キングストン・レポートによると、(自動翻訳ですが)「併存疾患のある人や65歳以上の人を含むフロリダ州の住民にCOVID-19 mRNAワクチンを接種しないよう公式に(そして厳しく)勧告しました。」とあります。

 
コスタイベのベトナムでの治験結果(フェーズ3b)の結果は、
  

  群  |治験数 発症数発症率%
----------------
ワクチン群8059 740.92
プラセボ群80411702.11
 

  群  発症数死亡数致死率%
-----+---+---+----
ワクチン群 74  11.35
プラセボ群170  95.29

だったそうです。ベトナムの治験では、「すべての被験者は1年間にわたって追跡調査される」と書かれているので、これは「年間発症率」と解釈します(実際の調査期間は分かりません)。

 「プラセボ群:2.11%の発症率」をベトナムのの総人口(1億人)に当て嵌めると 211万人/年 なので「4万人/週」です。

 同時期の日本のコロナ感染者数は、
 

2023年4月~5月は、ざっと一日当たり約1万人の感染者数と約25人の死者数(感染致死率=0.25%)で、一週間では7万人の感染者数と175人の死者数になる。

注)この時期の(第19週~23週)の
定点当りの週間感染者報告数は約3.5人  とされている。
 
で、(厚労省の謀略により他に比較する期間が無いので)この値を使用します。

 「7万人/週」は「365万人/年」なので、日本の人口で除すると年間感染率は「2.9%」になります。日本の「ワクチン接種率」と「コロナ感染率」は世界一を誇っていたのでw「ベトナムの治験結果(プラセボ群)」とは整合性があると思います。
   
 

 致死率でみると、mRNAワクチン接種率80%の日本は「0.25%」で、ベトナムのコスタイベ接種者は「1.35%」 となっていて、「定期接種」の必要性を感じません。  
 

 いずれにしても、治験数が少ないので結論は出せないのですが、勇気のある人は「定期接種」に参加し、正確な致死率の算出に協力・・・・、これ以上は人として書けませんww 
 

 尚、ワクチンとは、

① 病原体から作られた無毒化あるいは弱毒化された抗原そのもの。
② 病原体を基にデザインされたmRNAやDNAの遺伝子配列を化学合成したもの(遺伝子ワクチン)。
③ 遺伝子組換え技術によって大量発現されたタンパク質(遺伝子組換えワクチン)。

などを投与することで、体内の病原体に対する抗体産生を促し、感染症に対する免疫を獲得して「感染症の予防に用いる医薬品」です。

 なので、感染後の重症化を防ぎ致死率を下げるのは「本来の目的」ではありませんし、(任意)接種開始当初は聞いたことが無かったのですが、大規模人体実験の結果(その真偽は兎も角)、「mRNAワクチン」の効能として追加されました。

 その「追加効能」については次回考察します。


 
 

「人口ピラミッド」 と 「人工ピラミッド」

2024年11月13日 | 統計
 「情報弱社(通称、報道機関)ww」の口車で成立した「マリオネット政府」は、現在でも「コロナワクチンが原因で死亡した人はいない」と デマを飛ばし「ベネフィットがリスクを上回る」としています。

 「ワク推進派」は、ワクチン接種後に熱が出ると「ワクチンが効いている証拠だ」と言い、接種後に死亡したら「ワクチンが原因である証拠は無い」と言います。

 また、PCR陽性後に熱が出ると「コロナに感染した証拠だ」と言い、陽性確認後に死亡(死亡後の陽性確認も含む)した場合は「コロナが原因で死亡した」と確定します。

 これが間違いであることは、統計を取れば簡単に証明できますが、そのデータが公表されたという話は聞いたことがありません。但し、「接種時期を忘れた人を”未接種者”に含めた表」は一度だけ公表され、その間違いを指摘された後に「接種者のほうが感染確率が高い」ことが分かり、以降の調査は中止されたのは知っていますww

 これは「大人の事情」なので止むを得ないのかも知れませんが、子供っぽい私としては、以下のような集団に分類して統計調査をすべきだと思います。

㋖禁忌者  :医学的にワクチンを接種できない人(未接種者とは分ける)。
㋯未接種者 :自己判断でワクチンを接種していない人。
①1回接種者:接種後に死亡して次回接種できなかった人も含む。
②2 〃  :   〃
・ 
・    
⑦7 〃  :   〃
㋢定期接種者:ワクチン種別のデータ。

 分類されているかどうかは兎も角、少なくともこれらの生データは厚労省に保存されていると思うので、公表すべきだと思います。

 それはさておき、若しも「ワクチンの効果が有る」と言うのなら、それは「人口ピラミッド政策」としては有効かもしれません。

 戦後まもなく日本の人口構成が「ピラミッド型」になり、以降の経済成長に資することになりました。バブル崩壊(実際にはバブルではなかった)からは「釣り鐘型」に近づき45~65歳にかけて膨らみ15歳未満が凋んでいます。

 政府は、「失われた30年」を「釣り鐘型の人口構成」にあると思っているようで、「ピラミッド型」に戻すために、ワクチン接種を推進したようにも思えます。

 しかしながら、「ピラミッド型」は残酷な形で、若いうちから毎年同年代が同じ人数だけ逓減します。「ボックス型」の場合は、若いうちから高齢になるまで同世代の人数は変わることなく、死期を迎えると友人と共に全員お迎えが来ます。

 人口構成の「ピラミッド型」も「ボックス型」も不自然で、「釣り鐘型」が最も自然の摂理に合っていると思います。

 ただし、人口ではなく、人工と言う点では「mRNAワクチン」と「人工ピラミッド」とは相性が良いと思いますww