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「保健」 と 「医療」

2022年08月15日 | ニュース
 2012年に国連総会で議決され「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC:万人のための医療)」と呼ばれる目標を達成するための新組織が日本に設立されるようです。

 これは、WHO傘下の組織で2023年5月の広島開催G7サミットに合わせて発足を目指しているのですが、それまでに「世界一の感染者数で医療崩壊が騒がれている日本」の汚名?が返上されている事を願うばかりです。

 「UHC:Universal・Health・Coverage」をそのまま訳すと「普遍的・健康・網羅」ですが、いつの間にか「健康」が「医療」に置き換えられています。「健康」とは「医療」を必要としない状態なので、「逆も真なり」と哲学的です。「万人の為の医療」ならば「UMC:Universal・MedicalCare・Coverage」だと思います。

 風邪気味で体調が悪い時には、公的健康保険が行き届いた日本人なら通常は病院に行くのですが、「コロナ禍の」日本では保健所マターとなっていて医療を受けるには関所を通る必要が有ります。運が良ければ?病院に行けますが、大半は自宅療養を強いられて「万人の為の医療」からは政府の権限でハジキ出されて「万人の為の療養」となっています。これが、「日本にはUHCが必要な理由」と言うのなら、何も申しますまいww

 「WHO(World Health Organization:世界保健機構)」の「Health」は「保健」と訳されているので、その意味からすると「病院を必要としないように健康を保つ組織」であり、保健所の利権団体のように見えます。しかし、現在は「医療を受けて健康を保つ」のが趨勢のようです。

 それはさておき、計算し易い様にヒトの本来の寿命(以降、全員寿命)を100歳(平均寿命ではない)とします。つまり、人口の増減が無いとすると、100歳になると全員死亡するので、全人口の内毎年1%が死亡する社会です。日本で言うと、年間125万人(一日3400人)が100歳になると必ず死ぬことになります。

 現実の社会では、0歳児の死亡数が比較的多く(50歳前後の死亡数に近い)、「全員寿命」が100歳の社会よりも不幸な社会、と・・・言えなくもありません。平均寿命が100歳と云う事は、人口の約半分が100歳までに死亡し残りの約半数は100歳以降に死亡するのですが、それは個別に見ると運しだいですが、100歳になると必ず死ぬことが分かっている場合と、どちらが幸せかは判りません。何れにしても毎年「人口の1%」が死亡するので、個別事情を無視すれば同じです。

 平均寿命の短い多くの国は、誕生数が死亡数よりも多く人口の増加が顕著です。世界の人が全員、現在のアメリカ人並みの消費を続ける為には、地球が許容できる人口は10~20億人が限界とされています。

 ヒトの生涯消費エネルギーが、100歳で死ぬ人一人と、50歳で死ぬ人二人の場合が同じとし、そして年齢によらず人の命の価値が等しいとしたら、寿命50歳の二人を生かした方が人道的と言えます。また、地球環境を考えると、人口過多の時には「医療」による延命は非人道的と言えます。

 WHOや岸田首相が「UHC」を何のために目指しているのかは分からないのですが、
日本では2020年以降のコロナ禍では超過死亡数がマイナス(過少死亡が発生)になり、ワクチン接種開始以降では超過死亡数がコロナ死亡数を超えたようです。

 アフリカの多くは平均寿命が短い所為か、ワクチン接種率も低くコロナ死亡数も少ないようです。またインドなどでは人口増加が継続しているようですが、日本を含めた平均寿命の長い国々ではワクチン接種率が高く、これとは関係は無いと思いますがw「コロナ関連死者数」が多いようです。

 なるほど、万人に「保健・医療」を強制的に提供すると、地球の人口は速やかに許容範囲に収まるような気もします。




2 コメント

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Unknown (gai6969)
2022-08-15 08:54:10
日本はすっかりターゲットになってしまってますね。日本国内で首脳会談を行う場合、各国の首脳も忖度マスクを付けるのか見ものですがw
持続性のために人口削減は致し方ない部分はあるのかもしれませんが、管理されて弄ばれるのはゴメンですね。
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Unknown (yk-soft-85)
2022-08-15 11:57:54
gaiさん、こんにちわ。

「万人のための医療」で、人口が増えるのか減るのか?

見モノです。
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