トラネコジャーナル

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トラネコの日記

日本はどんな戦略の国なんだ?

2015-09-20 | その他
アメリカは中国が日本より重要と外交的に示している。経済的にもなくてはならない。イデオロギー的には相容れられないだろうが、重要な国と思っている。

尖閣とか韓国とかとガタガタしてるなら自分で戦えとアメリカに安倍は言われて、アメリカ議会の前で約束させられた。(喜んでした?)さらにアメリカが血を流している中東にも協力できるように約束した。

それが安保法案。
そして可決した。

アメリカとの約束だから憲法より大切だったということだ(安倍的には。日本政府的には。)これが現実だ。軍事産業で景気良くしたいというのも経団連とか見てもありありだ。だから原子力技術も重要なわけだ。いわんや沖縄もアメリカが日本を監視するのに重要だ。沖縄だけでなく日本中に米軍基地あるからね。占領されてるようなもんだ。

自衛問題は簡単に平和がいいよねという問題ではないと私は思っている。でも戦争で解決する前にたくさん模索する道があると思っているし、その道を模索しようとする外交政策もないし、原子力発電にしても住民の避難や賠償を1株式会社に考えさせるなよと思うし、責任者は誰だ?と思う。(真面目に考えたら原子力発電は作れないと思うけど)

この安保法案で法治国家じゃなくなったので、誰にも政権の歯止めが効かなくなった。サヨクでもウヨクでも政権をとったらその意図の通りに法を動かせることになった。つまり政権次第の国が日本。

政権>日本国。
政権=アメリカ>日本。

現状はアメリカに擦り寄る作戦の安倍政権なので、日本の国は完全にアメリカの完全下僕になった。

今までは9条と安保で、だからアメリカ軍が守ってあげる的な幻想をセットしてたわけだけど、これで自分でできるね!ってアメリカは今回セットし直したってことだ。
つまり、尖閣とか北方領土とかグダグダ自分でおさめられないなら、自衛隊で戦え、となったってこと。

このあいだ韓国の首相は中国の抗日式典に出ていて、かなりの厚遇を受けている。東アジアで日本は孤立している。

南沙諸島に関わるアジアは対中国姿勢で、日本、アメリカにどうにかしてよー!と言ってきている。

中国バックの軍事に絶対アメリカなんて出てこない。アメリカは国益を第一に考えるからね。アメリカの手先は日本だから、日本が頑張って中国と戦え、少しは手伝うよ、とアメリカは指令を日本に出す。

そんな国になったと思っている。
若者中心に今まで半分ちょっとの人しか選挙に行ってないから、政権次第の国になったのは必然としか言いようがない。

でも今回は若者が興味を持ってくれてよかった。選挙はみんながいかないとダメだ。確かに受け皿の問題はあるけど、監視を緩くしているのは国民だったのだから。

いろいろ真実が見えてきたからよかったんじゃないかと思う。

選挙して何度でも変えていくしかないと思う。選挙が唯一の方法だ。声を上げている若者も、原子力発電や軍事産業を推進している人も日本国民だから。法治国家になりたいから。

そもそもアメリカに寄り添うことが日本の戦略だった(と位置づけられた)けど、アメリカ抜きにしたらどんな戦略の国なんだと思うと、何もないのかもしれない。今、それが求められているのではないかと思う。
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