http://blog.goo.ne.jp/photo/85942
前日の夜、雄ちゃんと二人でマウンテンバイクを借りに行きました。
が・・・。
そういえば私、マウンテンバイクに一度も乗ったことがありませんでした(笑)
ギアだの何だのと、いろいろ説明をされてもさっぱり訳が分からず、結局10分くらい練習しただけで本番の日を迎えることとなったのです。
レーからカルドンラ峠は、片道40キロで3600mの麓から5600mの標高を上がります。
朝4時におきて、少し明るくなってきた5時に出発しました。
乗ってから、すぐに!
というか峠を目指しているので常に上り坂なのですが、一瞬で後悔しました(笑)
モーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!めっちゃキツイ!!!!!
覚悟はしていました。
それでも、雄ちゃんと最後を飾るにふさわしいこの課題は、死ぬほどきつかったです。
そもそもチャリダーじゃないし、アスリートでも何でもない素人の私がいきなり標高5000mを目指すこと自体、クレージーな話なんです。。
走り始めた瞬間から、頭痛が始まりました。
高山病を自覚したら、隠さずに話すことと、無理だと思ったら速効下山することを約束していましたが、それでも何でも早すぎる!
そう思って、少し我慢しながら進んでいきました。
ラッキーだったのは、頭痛が悪化しなかったことと、こまめに休憩を取りながらゆっくり進んでいったので、高所適応していけたことでした。
とりあえず、自転車に乗り続けながら何とか25キロの村までたどり着くことができました。ここまでで、所要時間は6時間でした。
もう、おしりも痛いし、体力的にもかなり辛かったですが、やっぱりどうしても峠には行きたい!
そう思ってましたが、25キロからの道は、舗装がされておらずとても環境が悪かったため、手押しで歩くこととなりました。
走行距離30キロ。峠まであと10キロ・・・・。
標高は5000mを超えており、雪も降っていました。
荷物を全部背負ってくれていた雄ちゃんが、後ろからチンタラ歩く私を気にしながら進めるのもここまででした。
これ以上ゆっくり進むと、二人とも峠にたどりつけない・・と、判断したのは、雄ちゃんです。
「もうやめろ」って言われて、悔しさが残らなかったわけではないですが、やはり限界だなと思いました。
私だけ、先に25キロの村に下山し、峠を目指した雄ちゃんを待つことにしました。
しかし、ハプニングが!!!
2時間後に戻ってくると約束した雄ちゃんが、時間通り戻ってきてくれました。
戻ってきた瞬間、「コケたって本当か??!!」と問い詰めてきました。
何のことだかさっぱり分かりませんでしたが、途中自転車を止めて一人で休憩していた私を見かけたインド人が、私が転倒したと思ったらしく、
雄ちゃんに駆け寄ったそうなのです。
結局雄ちゃんは5キロ手前で、そんな話を聞かされたために、やむを得ず峠を目の前にして引き返してしまったそうです。。。
世界一は達成ならず。。何とも切ない結果に終わってしまったのです。
ただ、7時間半かけて登った体験は、本当に貴重だったと思います。行きしなには、苦しくて見る余裕もなかった景色が本当に綺麗に広がっていて、これまでのどんな景色よりも美しく見えたような気がします。
正直、峠を自転車で登って降りる人はそんなにいないと思います。
何人かの西洋人のグループは、峠までタクシーで行ってから、自転車で降りるアクティビティをしていました。
いつも人と違うことに興味を持って何かしようと企んでいる雄ちゃんと、調子に乗って話を進める私だからなのか・・。
苦しい挑戦でしたが、本当に楽しい思い出に変えることができてよかったです。
前日の夜、雄ちゃんと二人でマウンテンバイクを借りに行きました。
が・・・。
そういえば私、マウンテンバイクに一度も乗ったことがありませんでした(笑)
ギアだの何だのと、いろいろ説明をされてもさっぱり訳が分からず、結局10分くらい練習しただけで本番の日を迎えることとなったのです。
レーからカルドンラ峠は、片道40キロで3600mの麓から5600mの標高を上がります。
朝4時におきて、少し明るくなってきた5時に出発しました。
乗ってから、すぐに!
というか峠を目指しているので常に上り坂なのですが、一瞬で後悔しました(笑)
モーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!めっちゃキツイ!!!!!
覚悟はしていました。
それでも、雄ちゃんと最後を飾るにふさわしいこの課題は、死ぬほどきつかったです。
そもそもチャリダーじゃないし、アスリートでも何でもない素人の私がいきなり標高5000mを目指すこと自体、クレージーな話なんです。。
走り始めた瞬間から、頭痛が始まりました。
高山病を自覚したら、隠さずに話すことと、無理だと思ったら速効下山することを約束していましたが、それでも何でも早すぎる!
そう思って、少し我慢しながら進んでいきました。
ラッキーだったのは、頭痛が悪化しなかったことと、こまめに休憩を取りながらゆっくり進んでいったので、高所適応していけたことでした。
とりあえず、自転車に乗り続けながら何とか25キロの村までたどり着くことができました。ここまでで、所要時間は6時間でした。
もう、おしりも痛いし、体力的にもかなり辛かったですが、やっぱりどうしても峠には行きたい!
そう思ってましたが、25キロからの道は、舗装がされておらずとても環境が悪かったため、手押しで歩くこととなりました。
走行距離30キロ。峠まであと10キロ・・・・。
標高は5000mを超えており、雪も降っていました。
荷物を全部背負ってくれていた雄ちゃんが、後ろからチンタラ歩く私を気にしながら進めるのもここまででした。
これ以上ゆっくり進むと、二人とも峠にたどりつけない・・と、判断したのは、雄ちゃんです。
「もうやめろ」って言われて、悔しさが残らなかったわけではないですが、やはり限界だなと思いました。
私だけ、先に25キロの村に下山し、峠を目指した雄ちゃんを待つことにしました。
しかし、ハプニングが!!!
2時間後に戻ってくると約束した雄ちゃんが、時間通り戻ってきてくれました。
戻ってきた瞬間、「コケたって本当か??!!」と問い詰めてきました。
何のことだかさっぱり分かりませんでしたが、途中自転車を止めて一人で休憩していた私を見かけたインド人が、私が転倒したと思ったらしく、
雄ちゃんに駆け寄ったそうなのです。
結局雄ちゃんは5キロ手前で、そんな話を聞かされたために、やむを得ず峠を目の前にして引き返してしまったそうです。。。
世界一は達成ならず。。何とも切ない結果に終わってしまったのです。
ただ、7時間半かけて登った体験は、本当に貴重だったと思います。行きしなには、苦しくて見る余裕もなかった景色が本当に綺麗に広がっていて、これまでのどんな景色よりも美しく見えたような気がします。
正直、峠を自転車で登って降りる人はそんなにいないと思います。
何人かの西洋人のグループは、峠までタクシーで行ってから、自転車で降りるアクティビティをしていました。
いつも人と違うことに興味を持って何かしようと企んでいる雄ちゃんと、調子に乗って話を進める私だからなのか・・。
苦しい挑戦でしたが、本当に楽しい思い出に変えることができてよかったです。