起訴されることになり、出てくることができなくなったことでコロナの給付金申請の締切がきてしまうことに…
弁護士さんには、以前その話をしていて起訴されなければ間に合うから、起訴されたらまた考えましょうと言われていた。
そのことを今朝電話で訊ねると、時間を合わせて長男のアパートで待ち合わせして申請書を預かると言ってくれたので、私は仕事終わりにアパートへ行った。
この時が私と弁護士さんの初対面になる。
申請書を部屋から持ってきてお願いすると、長男がお金を借りてて毎月2万ずつ返済してるということを聞かされた。
出てこれないので返済ができないから弁護士さんに相談したんだと思う。
でも弁護士さんは、そこまでは弁護士の仕事じゃないし都合が良すぎると言った。
給付金のことも、これは弁護士の仕事じゃないんだけど…と。
私は弁護士の仕事はよくわからないけど、警察官に給付金の話をしたときは弁護士さんに相談するといいよと教えてもらった。
長男にとって、今頼れるのは弁護士しかいないから相談したんだろうに…
この弁護士さん、電話でのやり取りでも思ってたけど、長男を弁護しようという気持ちが全然伝わらない。
むしろ『自業自得』と思ってそうな態度。
弁護士ってそんなもん?
国選弁護人だから?
私選弁護人ならもっと親身になってくれたんだろうか…?
示談交渉も相手が100万と言えば、ただそれを長男に伝え、そんな大金払えないと言えば示談できませんでしたって。
今まで弁護士という肩書きの人と関わったことがないからテレビや本などのイメージなんだけど、弁護人って少しでも軽い罪になるよう弁護するんだと思っていた。
私が読んだ拘留された人のブログでも、弁護士さんはかなり動いていた。
まぁ、その人はお金ありそうで私選弁護人を頼んでいたっぽいけど。
でもお金ないし、私選弁護人頼む余裕なんてないから仕方ない。
こちらには選ぶ権利などないのだ。
罪を犯した者なのだから。
最初、長男が提示した示談金は20万でした。
弁護士さんから聞いた相場は20~50万だそうで。
なので20万は確かに少ないと感じるかもしれませんし、その時点で相手の方がそれは少ないと言ったのもわかります。
その後100万と言われて私も驚きました。
私が被害者だったら…
20万は少ないかもしれないけど、相手が出せる限度まで要求するかも。
出せないとなれば入ってくるお金がなくなるし、こちらも妥協するかな…と考えました。
それと、私から弁護士さんへ提案したのは引越しです。
帰宅ルートに被害者が住んでいるなら不安だと思ったので。
自分が被害者なら、二度と会いたくないし来られたら嫌だと思って何処か遠くへ行って欲しいと思いました。
裁判が終わったら引越しさせるつもりです。
面会のときそれは長男にも話してあります。
私としても、二度とこのような過ちを繰り返してほしくない。
こういうこと(盗撮癖)を専門にしてるクリニックなどもネットで探してるところです。
お金もなく辛い状況ですが、親として子供が更生できるよう最大限努力したいと思います。
被害者の方の心情・真意が分からないので安易な事には言えませんが、100万円の意味が反省を促すものなのか、せっかくだから少しでも多く…なのか?
もし自分が被害者側なら…
やっぱりボクの感覚では100万円は多すぎる気がします。
実際に被害にあってもいないのに、と言われればそれまでですが、自分が酷い目にあったから相手にも…と云う気持ちにはなれないし、お金を払えば…と云うモノでも無いと思うし
ボクが被害者なら『もう、怖い嫌な思いをしたくない』が一番で、それはお金では無い気がします。
弁護士が職業である以上、お金になるかならないか?を最優先にする事は仕方ないのかなとも思います。
どちらが正しいかとか、心情を汲み取ってどうとか熱血教師がいないように『熱血弁護士』も現実にはいないと思います。
『弁護してくれる筈の人』なのにおかしな話です、他に頼る人もいないのに…
不条理に思える事も甘んじて受け止め無ければならない…そういうものなんでしょうね。
でも、(再犯さえ無ければ)マイナスからのスタートであっても、必ず元の穏やかで平和な日常を取り戻す事が出来ると思います。
やり直しがきくのが若さの特権だと思います。
やはり、未来を見て信じて前に進むしか道は無い気がします。