山を3つ超えたところに住む女性(60歳代)の方ですが、トロサ・ハント症候群(英語: Tolosa–Hunt syndrome; THS)で困っていました。
稀な疾患であり、外眼性の麻痺を伴った片側性で重い頭痛と、眼筋の脱力と麻痺(眼筋麻痺)を伴う病気です。
9月初めに小生のところにお越しになりました。
冬場が来ると落ち着いていた症状が再発するそうで、来られた時も眼周囲の筋に強烈な痛みがある状態でした。
事前にデータをいただいていましたので、治療時間は5分程度で終わりました。
後は、雑談で3時間程度話をしました。
その間も処方箋を試していただいていました。
明後日、電話をいただきました。
痛みが1日でなくなったそうです。
その後も経過報告をいただいています。
寒くなりましたが、再発する予感がまったくしないそうです。
昨日のメールでステロイド薬も服用しなくなったそうです。
病気になる根本原因が解っているので、再発は考えられません。
また、治療に当たっては物理的なことは一切していません。
「脳」の治療だけです。
「脳」にあることを認識していただくだけです。
病気治療に当たっては皆様方が持っている免疫力を利用しているだけです。
このようなことは日常茶飯事の出来事です。
小さな田舎の出来事でした。