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福島で行われたキャンドルナイトの報告です。
福島では、よりによって8月6日に県知事がプルサーマル受け入れを発言。
猛スピードで今月21日（今週土曜日！）に早くも燃料を装荷する予定。
その燃料は、12年前に作られたMOX燃料です。
ただMOX燃料と聞いただけでも恐ろしいのに、そんなに古いのほんとに大丈夫！？

福島にお友達がいらっしゃったら、ぜひ教えてあげてください。



８月７日（土）の１９時３０分ころから、
福島県にある里山喫茶「燦」のウッドデッキで
プルサーマルはいらない　キャンドルナイトを
やりました。

雲一つない天気にもかかわらず、脇を流れる川が
発する轟音があたりを圧していました。上流で
滝のような雨だったらしいです。

満点の星空のもと、小さなちいさな同心円状のキャンドル
を、盆踊りの途中立ち寄った親子など６人が取り囲みました。

６５回目の原爆忌の日に行われた、あの福島県知事の
救いようもないプルサーマル受け入れ発言の翌日であり、
文字通りのサイレント・キャンドルナイトとなってしまいました。

今回参加された子どもは、プルサーマルの受け入れをしない
よう県庁にお願いに行ったときに、副知事に会っています。
その際に物怖じ一つしなかった方です。
その方が、あまりにも自然音ばかりで、あまりにも人工光の
乏しい環境に怖さを感じたのか、泣かれてしまいました。

子どもに怖さを感じさせないよう、とにかく声を出し続けようと
とりとめのない話を続けているうちに、気持ちが落ち着いて
行くのを感じました。　子どもに救われました。
それにしても、沈黙だけは本当にダメですね。

とくに新しい何かを生み出すとか、メッセージを発するとか
いうものにはなりませんでしたが、８月２１日の装荷、
９月２０日頃の臨界と、胸を締め付けられる出来事が
強行され続ける中では、
今回のような息継ぎも必要だった、と思っています。

きっかけを作っていただいたヨーチさん、
場所を快く提供していただいた里山喫茶「燦」の皆さん
本当にありがとうございました。