畑レポート 2016.7

2016年07月16日 | 日記


梅雨の中休み。

いい加減、梅雨明けかな。と思いきや、また雨予報ですが、二日ほど晴れたおかげで、野菜たちも少しは元気取り戻したかな?

どこからどう見ても、耕作放棄地にしか見えない上記写真ですが、

ニンジン、トウモロコシ、バジル、ホーリーバジル、イタリアンパセリ、シソ、
長ネギ、空芯菜、ツルムラサキ、インゲン、山芋、アマランサス

奥の方には、サトイモや、トマト、ナス、ピーマン、唐辛子、生姜、ピーナツ、小豆・・・

と書き出してみると、欲張りやな。。。と思えるくらいいろいろなものが生きています。

もちろん、草や虫も多種多様。

写真の真ん中奥に見える雨水をためる水槽には、昨日黒い蛇が泳いでいて、オタマジャクシやメダカも泳いでて、
この水槽で育ったトンボがたくさん飛んでます。

大雨で、ニンジンは弱ってしまうものが多かったり、トマトも茎がボキっと折れて回復不能になってしまったものもありますが、
ほとんどの夏野菜は元気に、日々実をたわわにつけるようになってきました。頼もしいなぁ。




二日の晴れ間の間は、ひたすら、あっちもこっちも草刈りに追われていました。

ニンジンの種もまきたいのですが、現状回復に時間がかかります。




古枝の畑も、こっちの草刈が終わったら、あっちの草が伸び放題・・・というシーソーゲームを繰り返していて、
ここのサトイモと生姜もやっと救出できました。

よく選挙で「誰も置いていかない」とか言いますが、

畑の中でも、こうやって誰も置いていかない公約を実現するのはかなり大変。
人間社会も、隅々まで弱い立場の人を救うためには、大変な努力と知恵が必要だなぁと
田畑に立ちながら思ったりするのでした。

田んぼで畑作をすると、作土(作物が育つ土壌)が浅いため、うまくいかないことも多いです。
ここのサトイモもあまり大きく育ちません。
自然農では土を動かさないのが基本なので、土寄せはあまりやらないですが、
ここは本当に浅くて、いろいろなものを育てるのが難しい場所なので、
今回ばかりは土寄せを・・・と思うのですが、草を刈るので精一杯な現状。

「土寄せすればいいよね!」と言いながら植えつけ、「結局土寄せ、いつもできないよね・・・とほほ」とか言いながら
まぁ、できることを精いっぱい。見捨てずに沿い続けるって感じかなぁ。

今日は、このサトイモというか、正確には八頭と呼ぶ茎を食べるサトイモに、白い花芽が付いているのを発見しました。


初めて見た~!!
花をつけるほど、厳しい場所なのかな?とか言って笑いましたけど、
どんな花が咲くのか、楽しみに観察していきたいと思います。

花といえば、魚屋のおばちゃんに分けてもらったポーチュラカが咲いています。


こんなに大きな花をつけるポーチュラカもあるんですね~。
あんなに寒かった冬も、部屋の中でじっと耐えて、越してくれました。

冬があって夏が来て、また冬が来る。

夏本番のような感じもしますが、もうそろそろ、秋、冬野菜のことも考え始める季節です。



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