昔は、悠木千帆さんだったと記憶しています。
『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』などで、味わいのある役をされていました。
最後の作品は、『日々是好日』だったと記憶しています。
飄々とした、力味のない自然体で、楽しませてもらいました。
最後の著書も、やはり味わいある樹木希林さんらしい文章です。
読んでて、爽やかです。
サブタイトルは、120の遺言、、とあります。
どれも捨てがたい文章です。
中でも私のお気に入りは、自分が存在することで、他人や世の中をちょっとウキウキさせるものと出会える。
そういう機会って必ず訪れます。
幼い頃、自閉傾向があり、学校に行かない日もあったけど、父は『行かなくて良いよ。それよりこっちにおいで』と言われたそうです。
それが、樹木希林さんの原型のような気がします。
生きることの意味を教える親御さん。
享年75歳と少し早かったですが、彼女の生き様をドラマや書籍から、垣間見た気がしています。
自分もそれに、近い年齢です。
自然体で生きていこうと思っています。
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