午前中、地元のクリニックを訪ね、血糖値低下により、インシュリン注射を初めて休んだ経由を母の主治医に話した。患者が一日、食を摂らなかった場合、血糖値は下がるので、そんな日はインシュリン注射をする必要はないとのこと。昨夜の決断は正しかったようだ。予約もなく訪ねたクリニックの待合室には患者がいなかった。ふだん、空席がないほど混雑したクリニックなのに、初めて感じた静寂な瞬間。すぐ、診察室へ通された。
最近、母の荒唐無稽な妄想がすっかり消失したと、母の主治医に語った。原因は血糖値の低下や、薬の服用を厳重に管理したことなど・・・・はっきりしたことはわからないけれど、一息ついたと語った。ただ、うっかりすると、糖尿病はもう完治と勘違いして、薬だけでなく、インシュリン注射器具や血糖値検査キットを平気で捨てる暴挙もあるので、油断はできないけれど、母は母なりに必死に、新居でもとどおりの生活を望み、介護施設でこつこつ足の運動に取り組んでいる・・・・いい春が来て欲しい!私も期待している。
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今日、昼下がりの空。