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今週の講習会では、所定の顔料を木材のあちこちに置いていく。さらに、シャドウとハイライトを想定して、顔料を積み重ねていくと、トールペイント独特の世界が現れるはずだ。その過程は果てしなく長~い。絵筆の使い方はまだ未熟だけれど、時には、陶土に筆で模様を描くさい、やや落ち着いて取り組むことができるようになった。思いがけない効能の一つかもしれない。
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今日、陶結ウ室の「おいしい器」へ行くと、作業台には釉薬をかけた三角形の陶板と本焼きを終えた器や箸置きなどがのっていた。まずは、陶板の穿った穴の一つ一つにこびりついた釉薬を削り、本焼きの窯入れを承諾してもらった。それから、作陶中だったマグカップ2つのうち、一つは歪みがひどく、壊した。残りの一つは形を必死に整えてから、とってをつけて、素焼きにまわした。
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本焼きされた器とハートの箸置き
樹木や赤玉はクリスマスオーナメント
上の写真は世田谷線沿いの花と
穴にたまった釉を削り取った陶板