満開の桜がハラハラ舞う3月下旬・・・今日は頭がうすらぼんやりしそうな暑さである。午後、母がいる施設へ向かった。すると、遊歩道の櫻の下で日向ぼっこしている車椅子の老人たちを多数、見かけた。そういえば 、施設の係員から、施設にいる人々を車椅子に乗せて、お花見に連れ出すと聞いていた。母はいなかった。母は自分の部屋のベッドにいた。起き上がると、腰が痛むので、食事もベッドでとるようになったという。 これじゃ、車椅子に乗って、お花見する余裕はないようだ。それでも、母は持参したくるみとカステラはすぐ口にした。ただ、乳酸菌飲料は糖尿病が心配だからと、少し飲んで、残りは拒否した。そして、白湯を飲んだ。家から運んだ半袖サマーセーターや薄手のカーディガンを母の箪笥にしまい、厚手の衣類を箪笥から引き揚げた。このまま、夏ではないだろうけれど・・・・季節の移動、スピードをいっきに上昇させた気がする。 神代植物園に同行した知人の写真 は神代櫻と奥に咲くアーモンドの花