妹の差し入れの小菊は実家の庭で育ったのではなく、烏山の市場で購入したときいた。野育ちの黄と赤の花束を買って、色で分配。黄色い花束が我が家に届いた。実家を建て直す前、母は一人でさまざまな色合いの小菊を庭先で育てていた。小菊は毎年、腐葉土を加えて、耕し、植え替えるそうだ。なんて地味な、根気のいる作業を要するのだろうと驚いた覚えがある。
昨日は夕方、妹と居酒屋で魚や貝の刺身とゴーヤの炒め物などあてに、冷酒を酌み交わした。私はそのまま帰宅したかったが、妹の希望でバーに寄り、スコッチやアイリッシュウィスキーなど注文。妹は飲むと、食べ物注文するよりも、どのお酒を飲もうかとそれしか、念頭にないそうだ。食べ物優先の私とはまるで異なる路線である。夜空にはふうんわり丸い月が浮かんでいた。十五夜は明日、金曜日だと思う。
居酒屋の酒肴と夕方の空
