彼の肺はなかなか復調しない。今朝は透析の準備のため、呼吸器をはずした段階で、夫はパニック障害を起こしたようだ。すぐ、病院へ向かった。やはり、全身麻酔による経口挿管が必要だろうと、私なりに覚悟を決めたが、夫は麻酔処置に断固、反対した。頭が機能しなくなる。一定期間を過ぎても、酸素吸入が上昇しない場合、喉の切開が必要となり、今後、会話する能力を失う。そうした現状を受け入れることができないのだと思う。
経口挿管を拒否する代わりに、夫は患者に負担のかかる陽圧呼吸器を容認した。今後、彼の肺炎が回復することは難しいだろう。一昨年も夫の回復は難しいと言われて、今年はもっと厳しい現実を突きつけられ、その都度、決断の署名がある。どうなろうとも受け入れる覚悟が私にはある。それでも、夫の底力に賭けたい気持ちは膨らむばかり・・・・
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娘が選んだ母の日の贈物
私の夏の必需品で、歓喜!