ヨーコのきまぐれ日記

決断のとき

 昨日は我が家に到着した書類を千代田線赤坂駅まで届ける仕事を済ませて、帰宅した。すると、夫が入院する病院から電話があり、即、ICUへ直行。主治医の話では、透析を始めたらどうかとの問いかけだった。前日から始まった流動食注入もあり、しばらくはこのまま様子をみたいと私は申し出た。しかし、今朝も再び、病院から電話があり、夫の体調は好転せず、夫の願いもあり、透析を決行するとの連絡があった。

 彼の肺はなかなか復調しない。今朝は透析の準備のため、呼吸器をはずした段階で、夫はパニック障害を起こしたようだ。すぐ、病院へ向かった。やはり、全身麻酔による経口挿管が必要だろうと、私なりに覚悟を決めたが、夫は麻酔処置に断固、反対した。頭が機能しなくなる。一定期間を過ぎても、酸素吸入が上昇しない場合、喉の切開が必要となり、今後、会話する能力を失う。そうした現状を受け入れることができないのだと思う。

 経口挿管を拒否する代わりに、夫は患者に負担のかかる陽圧呼吸器を容認した。今後、彼の肺炎が回復することは難しいだろう。一昨年も夫の回復は難しいと言われて、今年はもっと厳しい現実を突きつけられ、その都度、決断の署名がある。どうなろうとも受け入れる覚悟が私にはある。それでも、夫の底力に賭けたい気持ちは膨らむばかり・・・・




娘が選んだ母の日の贈物
私の夏の必需品で、歓喜!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事