住宅取得を考える方にとって永遠のテーマ!賃貸にするのか?購入するのか?このテーマに関して2012年3月号のNEWSポストセブンの記事で一つの結論が出されました。。。「家を買う8つの理由」を「自宅を買うな」の著者が論破した!という内容です。記事をご紹介するので参考にして頂ければと思います。
以下Yahooニュースより記事をまるまる抜粋して掲載しましたので一読下さい。
「家を買う8つの理由」を『自宅を買うな』著者がすべて論破
これまでは政府が持ち家政策を推進し、それが日本の経済成長を支えることにつながってきたが、バブル崩壊でデフレ時代に突入。資産価値の目減りが進むなか、借金を負うことが最大のリスクといわれるようになっている。ましてや国債暴落に伴う今後の金利上昇懸念や大地震発生の危険性まで高まるとあっては、「持ち家信仰」こそ見直すべきという考え方が広がっている。
そこで、今回は「持ち家」と「賃貸」ではどちらが得なのか。あらためて検証してみたい。
以下は『サラリーマンは自宅を買うな』(東洋経済新報社刊)の著書がある、コンサルタントで不動産投資家の石川貴康氏の意見だ。同氏によれば、持ち家派が「買う理由」に挙げる代表的な意見はおおまかに以下の8通りだという。
【1】家賃を払っても賃貸住宅は自分のものにならない。
【2】年をとると収入が減るが、自宅ならお金がかからないから安心。
【3】年をとると賃貸住宅が見つけにくい。
【4】金利が低く不動産価格が下がっている今が買い時だと思う。
【5】何かあった時に売却してお金にできる。
【6】自宅の方が設備もいいし、自由にリフォームできる。
【7】賃貸住宅は世間体が悪い。
【8】自宅を持っている方が一人前に見える。
確かに、【7】や【8】のような価値観はかつては強かった。自宅を持つことはステイタスでもあり、子どもの間でも「持ち家」か「借家」かはいじめのきっかけになるほどだった。ところが、津波によって家が流され、原発事故によって住むことすらままならなくなる悲劇が現実となった。首都圏湾岸部でも液状化による被害が広がり、今やそんな価値観も崩れつつあるのが実情だ。
石川氏が残りのそれぞれの「理由」について論駁する。
「まず【1】についていえば、家賃とローン支払い合計を比較して『あまり変わらないなら買った方が得』と結論付ける方が多いですが、そうではない。これは【2】にも共通していえることですが、自宅を購入すると購入時にローン手数料や団体信用生命保険料などの諸費用のほか、ランニングコストとして火災保険料や固定資産税、さらにマンションの場合は管理費や修繕積立金なども別途かかってくる。そこまで考えたら、自宅ならお金がかからないとはとてもいえません。
【3】ははっきりいえばウソです。私自身、賃貸住宅の大家ですが、年齢にかかわらず部屋を貸しています。高齢化社会になればサービスは一層充実していく」
そして、最も誤解されやすいのが【4】だという。
「『今が買い時』というセールストークをよく耳にしますが、そもそも安いから買うのはきっかけであって理由ではない。人口減少社会では今後地価が上昇する確証はないし、値段と金利の『底』と『天井』は神のみぞ知る世界です。【5】と【6】はほぼ同じ意味で、特に新築の場合は買った時が値段のピークになる可能性が高く、設備がいいのも買った時だけ。すぐ陳腐化が始まるし、リフォームするためにお金がかかることを忘れてはいけません」
以上。。。抜粋記事の内容でした。。。
賃貸住宅に住むか?住宅を購入するのか?は一慨にどちらが得という観点から判断することはできない。。。
前回の記事ではそう結論付けました。。。
今回の記事で改めてお伝えしたいのは日本人に根強く蔓延している「自分の城を持って一人前」という考え方は意味がないということです。
もちろん自己所有の住宅に住むことでのメリットは数多くあります。
ですが、不動産神話が崩れてしまった。。。特に福島県民は実感していることと思いますが、予想もしえない事由により一瞬にしてその価値がなくなってしまう怖さ、そういったリスクを常に念頭に置かなければなりません。。。
売買物件の流動化が経済の活性化につながるのも事実ですから不動産業者としては、不動産購入を推進する立場に立たなくてはいけないものの・・・適切な回答をするとすればやはり賃貸へ比重が傾いていると言えます。
次回の記事は6月・7月・8月完成物件が盛り沢山なので郡山市の新築物件情報を掲載する予定です。
以下Yahooニュースより記事をまるまる抜粋して掲載しましたので一読下さい。
「家を買う8つの理由」を『自宅を買うな』著者がすべて論破
これまでは政府が持ち家政策を推進し、それが日本の経済成長を支えることにつながってきたが、バブル崩壊でデフレ時代に突入。資産価値の目減りが進むなか、借金を負うことが最大のリスクといわれるようになっている。ましてや国債暴落に伴う今後の金利上昇懸念や大地震発生の危険性まで高まるとあっては、「持ち家信仰」こそ見直すべきという考え方が広がっている。
そこで、今回は「持ち家」と「賃貸」ではどちらが得なのか。あらためて検証してみたい。
以下は『サラリーマンは自宅を買うな』(東洋経済新報社刊)の著書がある、コンサルタントで不動産投資家の石川貴康氏の意見だ。同氏によれば、持ち家派が「買う理由」に挙げる代表的な意見はおおまかに以下の8通りだという。
【1】家賃を払っても賃貸住宅は自分のものにならない。
【2】年をとると収入が減るが、自宅ならお金がかからないから安心。
【3】年をとると賃貸住宅が見つけにくい。
【4】金利が低く不動産価格が下がっている今が買い時だと思う。
【5】何かあった時に売却してお金にできる。
【6】自宅の方が設備もいいし、自由にリフォームできる。
【7】賃貸住宅は世間体が悪い。
【8】自宅を持っている方が一人前に見える。
確かに、【7】や【8】のような価値観はかつては強かった。自宅を持つことはステイタスでもあり、子どもの間でも「持ち家」か「借家」かはいじめのきっかけになるほどだった。ところが、津波によって家が流され、原発事故によって住むことすらままならなくなる悲劇が現実となった。首都圏湾岸部でも液状化による被害が広がり、今やそんな価値観も崩れつつあるのが実情だ。
石川氏が残りのそれぞれの「理由」について論駁する。
「まず【1】についていえば、家賃とローン支払い合計を比較して『あまり変わらないなら買った方が得』と結論付ける方が多いですが、そうではない。これは【2】にも共通していえることですが、自宅を購入すると購入時にローン手数料や団体信用生命保険料などの諸費用のほか、ランニングコストとして火災保険料や固定資産税、さらにマンションの場合は管理費や修繕積立金なども別途かかってくる。そこまで考えたら、自宅ならお金がかからないとはとてもいえません。
【3】ははっきりいえばウソです。私自身、賃貸住宅の大家ですが、年齢にかかわらず部屋を貸しています。高齢化社会になればサービスは一層充実していく」
そして、最も誤解されやすいのが【4】だという。
「『今が買い時』というセールストークをよく耳にしますが、そもそも安いから買うのはきっかけであって理由ではない。人口減少社会では今後地価が上昇する確証はないし、値段と金利の『底』と『天井』は神のみぞ知る世界です。【5】と【6】はほぼ同じ意味で、特に新築の場合は買った時が値段のピークになる可能性が高く、設備がいいのも買った時だけ。すぐ陳腐化が始まるし、リフォームするためにお金がかかることを忘れてはいけません」
以上。。。抜粋記事の内容でした。。。
賃貸住宅に住むか?住宅を購入するのか?は一慨にどちらが得という観点から判断することはできない。。。
前回の記事ではそう結論付けました。。。
今回の記事で改めてお伝えしたいのは日本人に根強く蔓延している「自分の城を持って一人前」という考え方は意味がないということです。
もちろん自己所有の住宅に住むことでのメリットは数多くあります。
ですが、不動産神話が崩れてしまった。。。特に福島県民は実感していることと思いますが、予想もしえない事由により一瞬にしてその価値がなくなってしまう怖さ、そういったリスクを常に念頭に置かなければなりません。。。
売買物件の流動化が経済の活性化につながるのも事実ですから不動産業者としては、不動産購入を推進する立場に立たなくてはいけないものの・・・適切な回答をするとすればやはり賃貸へ比重が傾いていると言えます。
次回の記事は6月・7月・8月完成物件が盛り沢山なので郡山市の新築物件情報を掲載する予定です。