福島県借上げ住宅契約の再契約が決まりました。。。

定期借家契約で賃貸借契約を結んでいた被災者向けの賃貸借契約が再契約及び更新されることが正式に決定しました。

「再契約？って、もともと被災者の人はアパートに2年間住めるんじゃなかったの？」

っと質問を頂くことがしばしばありましたが・・・

実は契約自体は震災のあった日から平成24年3月31日までの定期的な契約だったのです。しかも法律的には強制的に退去しなくてはならない性質を持った内容の契約でした。

関係市町村が責任をもって退去させる、又は入居者は出ていかなければならないとの覚え書きも取り交わしておりました。

といった経過から平成24年の3月は大混乱が起きるのではないかと不安を募らせていた不動産業者も少なくなかったはずです。

この度、原発の収束また長期的に帰還できない区域があることへの配慮から賃貸住宅居住期間の実質的延長を認める決定がなされました。

これでひと安心と胸をなでおろした方もいるのではないでしょうか。

福島県宅地建物取引業協会へ確認したところ、詳細について未決定な面もあるとのことです。正式な案内があった時点で改めて当ブログで掲載したいと思います。