Visual Studio 2019にはGitHubを使うために便利な機能がたくさん実装されています。今回はその中で初歩的な使い方をご紹介します。
GitHubからクローンしたプロジェクトをVisual Studio 2019で開いている前提で説明します。
[Git]というメニューがあり、そこで全て実行できます。
あるコードを修正して、そのコードをコミットするとき、まずメニューで[Git]-[コミットまたは一時退避]を実行します。すると下図のように「Git変更」ウィンドウが表示されます。
プロジェクト内で変更があったファイルなどの一覧が表示されています。ここで変更内容の確認も可能です。上記例でmain_ComputeMatches.cppの変更内容を確認するために、このファイル名をダブルクリックすると、差分が下図のように表示されます。
そして、コミットするためにはまずコミットしたいファイルをステージします。Git変更ウィンドウ上のステージしたファイル名横にある「+」をクリックします。
また場合によっては変更をトレースしたくないファイルがあると思います。そのようなときは、そのファイルまたはフォルダ上で右クリックして、[このローカル項目を無視]を実行します。
全てのコミットしたいファイルのステージが完了したら、「メッセージを入力します」と書かれているテキストエリアにコミットする際のコメントを記入します。そして[ステージング済みをコミット]をクリックしてコミット完了です。
最後にリモートにプッシュするために、下図で赤枠の「プッシュ」をクリックしてプッシュ完了です。
上記のようにコミットとプッシュを個別に実行するのが面倒なときは、[ステージング済みをコミット]の横の▼をクリックすると、複数のコマンドをまとめて実行できるメニュー項目が表示されますので、活用してみてください。
Visual StudioのGit機能は、すごく直感的に使えるようになっていると思います。もっと詳細はこのあたりが参考になると思います。