不実な美女か貞淑な醜女か

こんにちは、家具のよろこび福山です。



米原万里さんの「不実な美女か貞淑な醜女か」を読みました。





先日読んだ「面白い本」で

「今更挙げるまでもない、ノンフィクションの名著」

の中の1冊として紹介されていたので、

早速読んでみました。



長年ロシア語通訳の第1人者として活躍された著者が

翻訳と通訳の違いや、通訳の裏話etcを

時に面白おかしく、時にまじめに紹介されています。



「通訳の大半が学生時代に文学や哲学などの

ド文系科目を学んで通訳になったのに

実際に仕事の席で必要とされる話題の大半は、

工業や化学に関する理系分野なので

会議の度に専門書等を読み漁って、

想定ワードを頭に叩き込む

（その後、一生使う事は無いのに）」という下りを読んで

単に語学ができれば通訳が務まる訳では無いんやなぁと

認識を新たにしました

（このご時世だと、ネットでの情報収集も凄そう）。



最近はスマホに通訳アプリ等も出ていますが

円滑なコミュニケーションをするためには

まだまだ人間の通訳さんが活躍しそうです。



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