奇面館の殺人

こんにちは、家具のよろこび福山です。



小説「奇面館の殺人」を読みました。





前作「暗黒館の殺人」から8年振りに刊行された

綾辻行人の「館シリーズ」の第9作目。



この本は、いわゆる本格ミステリー

（謎解きに主眼が置かれた推理小説）。



「嵐の孤島」や「雪の山荘」等

外部から隔離された状況で発生した事件を

探偵役が理詰めで解決すると言うのが

オーソドックスなスタイル

（バリエーションは多種多様）。



話の筋さえ通っていれば

多少強引であっても力業で解決しちゃいます。



設定にリアリティーを求める方には

非現実的なお話にしか聞こえないでしょうが

100年前から長～く続く様式美と言う事で。



今回は「被害者・容疑者・探偵役全員が

鍵付きの仮面を被らされたままストーリーが進行」という

これまた結構なトンデモぶりですが、

ファンにはそこがまた溜まらないんです。



ついつい一晩で一気読みしてしまったので

翌日は寝不足で大変でした。



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