今日の散歩途中立ち寄った地区センター。
中に入ると「図書コーナー」という張り紙が目に止まった。職員さんに話を聞くと、図書館からのおさがりを置いているとのこと。興味が湧き署名して見学。
なるほど小ぢんまりした清潔感ある部屋に、お世辞にも綺麗とは言えない本が並ぶ
。ざっとタイトルを眺めて、部屋を出ようとした時一冊の本が目に入る。
長いしっぽのポテトおじさん。タイトルはかろうじて覚えている。確かに読んだことはある。でも内容は思い出せない。
本を手にとる。そうだ!この犬はポテトチップスが大好きだった!中を見ないでそれだけ思い出す。本をめくる。大人になったからか、さらっと流し読みで終える。
なんだか新しい本を読んだ気分だった。うろ覚えだけど、昔この本を読んでいた幼い自分は貧しくて、ただポテトチップス美味しそうだな〜と思って読んでいたんだろうと思う。そして大人になった自分はこの本から、人との付き合い方、価値観の多様性、偏見の危うさ、命の尊さ。家族との向き合い方、そして優しさは何より尊い。などなど色々なことを学び感じた。
小さい時に読んだ本を今読むと別の見方ができる。旅も同じ。小さい頃行った場所に今行くとまた別の見方がある。
歳を重ねるってこういうことなのかな。今日はとても良い体験をした。また来よう。感謝✨