明るい未来がやって来た~

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御身お大切に 心も体も 

2021-01-20 06:58:38 | 日記
子供の頃に多少面識のあった、親戚の親戚…早い話がほぼ他人の関係の、ちょっと地域では知名度のある知り合いがコロナではありませんが急逝されました

年齢は77歳とのこと

まさに昭和の時代を生きたと言うか、親戚親類の中では一番の出世頭の方だったかもしれません

ご商売をされていて、私が子供の頃はバリバリとお店も拡張されて凄い人だな( ´∀`)
と我が親と比較しては、家もあんな人が親ならもっと裕福に生きられたのだろうに…と羨ましくも思ったりしたものです

その方のご商売はまず身内、親戚、縁者に新商品、新商品と売り込んでいました

今と違いその時代は、「義理」と言うものに重きをおいていたため、殆どの関係者は購入していましたし、30年40年前は現代と違い、勧められて断ることは「お金がない」と世間に思われる事が最大の恐怖だったためか、お金がない人ほど物を買わされていたように見えました

なにせ、隣の家も向かいの家もどこそれの家も買った…とご近所の訪問客まで井戸端会議の話題になっていた時代です

着物やら調理器具やら訪問販売も頻繁でしたね…

そのままその地域で嫁ぎ歳を重ね世の中と言うものを自分の目で見てくると、その知り合いの商売人のやり方にちょっと嫌悪感を持つようになってきたものです

あの家は、子沢山でキリキリな生活をしているのをわかっていながら売りに行くんだ…とか、あそこの家にはこの前なんか売ったばかりなのに、又売りに行くんだ…とか

商売人に欠かせない貪欲さを持っていないと成り上がっていけない時代を一人で経営者にまで登り詰めたのだから「あっぱれ👏」なのでしょうけど、何故かしっくりこない感覚をずっ~と持っていたものです
断れない人に勧める売り方って…?

ここ数日内の、その方のご葬儀の日程が地方の新聞に載っていましたが、このコロナ禍で今やどれ程知名度の高い方も最小限の身内、親戚のみでご葬儀をされる時代となりました

数年前まで、葬儀に参列される人数がその方の生前の影響力を現すかのような、〇〇さんの所では何百人だったとか、そんなことまで比較やら自慢やらの時代でしたが、今や、コロナのお陰もあるのか、本当に涙を流す関係者だけで最後を見送ると言う本質の「お別れ」の形が整って来たように思います

この世で築いた、財産や義理の付き合いはあの世まで持っていけるわけではありませんし、心に刻まれるほど大切だったわけではないでしょうし…

本当に大切なものを少し持っていければ良いのかもしれません

偉大な人!とか逆に不甲斐ない人!とか区別しますが、コロナが「命は平等」を全世界に教えてくれたように思えます…

いつまで続くかわからないコロナ災害ですが、皆様それぞれが「御身お大切に」されますことをお祈りいたします🙏


読んでくださる皆様、ありがとうございます🙇💕

全ての出会いと出来事と皆様の幸せな未来に感謝します🙏🍀