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ずっとずっと送っていただいた。
冊子は残っているが、封筒に入ってそのまま残っている物はこれだけ。
先生はとても几帳面な方で、ちょっとした行事があったりすると、その翌日には丁寧な葉書をいただいた。
「昨日は遠路ありがとう」という感じで始まり、自分の近況を書き、またそちらにも出向きたい、という感じでしめられていた。
その葉書類は大量に出てきた。
長い書簡も出てきた。
墨で書かれた懐かしい先生の字だ。
字に特徴があって、今の実家の床の間には、先生から贈られた色紙や絵馬も飾られている。
またいつかブログの容量があるうちにご紹介したいと思う。
先生、あちらの世界では、やっぱり几帳面に皆さんの世話をされながら、文学やっているんだろうか?
〝私もそっちに逝ったら、末席でいいから仲間に入れてね〟
目を閉じれば、先生の懐かしい顔が浮かぶ。いつも楽しそうな笑顔だ。