渡辺淳一原作の「愛の流刑地」。
パソコンで見たのだが、バックグラウンド・ミュージックばかりが大きくて、会話がほとんど聞き取れないのが残念。
ウオークマン用のイヤホンを取り付けて聞いてみたが、やはり会話が聞き取れない。
主演の豊川悦司が寺島しのぶのことを「いつもぜんぜん綺麗に思わないけど、寺島さん、この映画だけでは綺麗でした」とからかっていたのを覚えているけど、私はさほど綺麗とは思わなかった。
時々、表情がいいなーと思ったときはあるけど。
原作では、作家・村尾とファンの冬香が出会ったあたりから始まり、「首を絞めて欲しい」と哀願して、村尾が殺めて終わったように思う。
読んだのはもう相当前だから、はっきりとは覚えてはないけど。
映画では、殺めてからの始まり。
裁判が始まり、回想で話が進んでいく。
こんな結末からの描き方って可能なのね?
小説ではタブーだろうけど。
長谷川京子役の検察なんて、原作には登場しなかったように思う。
何の意味があるのかな??
原作では、「愛しているから殺した」「愛されているからこそ、死を望んだ」の真相、心の葛藤が、言葉でこつこつと積み重ねられていたように思えたが、映画になるとやっぱりちょっと薄っぺらいのかな? と思えてしまう。
言葉と映像ではやっぱり違うのは当たり前。仕方がないわなーとも思うけど。
映画館で見たらよかったのだろうな。
今から映画館では無理だろうけど、大画面で会話の声を聞きながら、もう一度見てみたい。
無理だろうけど…。
お借りしているから、早く返さなくっちゃ。
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