まだまだ他の先輩指導者の方々からしてみれば短い指導時間だけど、
今日・・・・厳密には昨日の「九州ジュニアサッカー福岡支部決勝リーグベスト16戦」は、
1つの特別なメモリアルゲームになった。
11月から数えて、カップ戦で直接対決の機会も何回かあったけど、
こちらが敗戦を喫して実現ならずじまい・・・・・
でもそれは今日この日にと、
きっとサッカーの神様が決めてくれていたんだろうな。
そんな「西南vs西南野芥」、緑のダービーマッチ。
俺も含めて、保護者、そして選手のみんな、サポーターの方々、
みんなが楽しみにしていただろうこの一戦。
結果は、
その強さを、
その成長ぶりを、
その気持ちを、
目の前で見ることになり、
当然試合の結果に対する悔しさを持ちながらも、
・・・・・・・なにか感慨深いものが心の中より湧いてきた。
ベンチ挨拶のとき、涙が溢れてきたけど、
悔しい気持ちと、嬉しい気持ちと、
いっぺんに両方滲み出てきたんだよね・・・・。
また1つ、良い経験をさせてもらいました。
ありがとう。
でも、この日、その成長を見せてくれたのはコチラのメンバーも同じ。
明らかに決勝リーグの相手は過去の自分たちでは厳しい相手だった。
現に夏のアビ杯ではその個人技に全く対応できず完敗・・・・・
でも今日の試合は、ペナルティーエリアへの侵入を許さず無失点。
その成長には、目を見張るものがあると思う。
俺に毎回のごとくブツブツ言われ、大変だったろうな。
うまくプレーがいかず焦っただろうな。
泣きたくなる、泣いたときもたくさんあっただろうな。
きっとそんな時間を、想いをしてきただろうからこそ、
今回の緑のマッチ戦、何とか乗り越えさせてあげたかったのが本音・・・・・。
最後の、最後、ロスタイムのFKで、
決して相手のスーパーゴールのような綺麗な美しいゴールではなかったけど、
そんな「想い」のつまった、
意地のつまった、
みんなで勝ち取った、奪い取った、
見事なゴールだったと思う。
ふだんなかなか声を出せず「しゃべれ!」「声出せ!」と言われているみんなも
試合には出れず、ベンチにも入れないところから、
一所懸命声援コールをかけてくれていた。
試合に出ているメンバーだけが戦っていたのならば・・・・・・
この「1点」はなかったと・・・・・・
この「1点」、選手のみんなはそれほど、その大きさを感じていないかもしれないけど、
大きな意味を持つ「1点」だったと思う。
きっと、
こんなときに使うんだろうね、この言葉。
「1点以上の価値がある、非常に大切なゴール」
6年生はあと2ヵ月ちょっと。
最後は「笑顔」で締めくくりたい。