比良山系の武奈ヶ岳には、坊村からは何度か登ったことがある。
しかし、青ガレからのコースは崩落や落石も多く
比良山系では比較的危険とされていたため
今まで挑戦しなかった。
7月の北アルプス行きを控え、訓練をかねて
今回はあえてチャレンジです。
が
私cyacyaは・・・な・なんと2度目です。
他のお二人さんより経験者です。
でも・・大きな声では言えないのです。
なぜかというと・・
10年ぐらい前、青ガレの急登にへとへとで
何度も足を攣らせ、あえなくロープウェイで下山というテイタラク!!
そして・・何も覚えていないのです。
ま
いやなことはすぐに忘れるタイプなので
他2名様は新ルートを楽しみに足取りも軽いようです。
私はとりあえずキイチゴをいただき。。
自然に感謝!!
ファイト!! 今回は大丈夫でありますように・・。
軽く柔軟体操をし、アキサンはGPSの設定
なんだか向こうの方で車をスタックさせている様子・・
お二人さん小走りでそちらに向かいお手伝い。
なんだかんだしている間に
8時50分 出発
遅くなってしまったか・・。
ところどころに砂防堰堤がある。
左側の登山道を進む
9時34分 青ガレ手前の木橋に到着
以外に多い登山客に少し驚いた。
なかなか人気のコースらしい。
先日の台風の影響か水かさが増して
皆さんゆっくりと注意をしながら渡っている。
橋を渡りきるといよいよ「青ガレ」のガレ場の急登
きついというより。。なんだか楽しい。
皆さんのお陰で私もイッチョマエか??
コアジサイの花が可憐です。
10時37分金糞峠到着。
金糞峠からの眺望をパチリ。
ここからの眺望は歌川広重が描いたらしい。
同じように撮ってみました。
11時11分 今は廃止になっている展望台
11時16分 北比良峠
ここからの眺望も最高です。
この時点で武奈ヶ岳までの登山を断念。
もう少し早い時間に出発するべきだった。
11時38分 八雲ヶ原手前の小川で手を洗う。
びっくりするほど澄んだ水が流れている。
冷たくて気持ちいい。
11時42分 八雲ヶ原湿原
水は茶色で油が浮いているようにギラギラしている。
これは油ではなく「鉄バクテリア」だとか・・。
八雲ヶ原湿原は琵琶湖の貴重な水源です。
ヤクモ池にはヤモリや木々にはモリアオガエルの卵がぶら下がっています。
貴重な自然です。
大切にしましょう。
11時47分 八雲ヒュッテ跡
昼食
梅雨なのにさわやかで涼しい。
ゆっくりとした時間をすごす。
まわりには大学のワンゲル部や一般の方々がテントを張っておられた。
張り終えたら武奈ヶ岳を目指す方も・・。
後でわかったことだがテントは17張りもあったとか
私たちもいつかできたらいいね・・
食後北比良峠まで戻り
ダケ道を下山。
14時08分 カモシカ台
この後水量が増したせいで川のようになった道を注意しながら歩く。
14時54分 無事下山・・
ところが登山口横の川の橋が壊れて渡れない。
写真では浅く見えるがけっこう深い。
神の助けか・・長靴を履いた親切な方が
少し上流の浅い所に石を置いて渡りやすいようにしてくださった。
有難い。
あの方がいなかったら靴もズボンも濡れていたわ。
本当にありがとうございました。
自分のことしか考えない人も多い中
人間捨てがたいですよ。
見習わなければ!!
武奈ヶ岳は秋に再挑戦しましょう。
今度は早めの出発で・・。
お疲れ様でした。