琵琶弾きの戯言

日々の戯言を綴っています。

三州倶楽部琵琶会を開催

2022-06-14 09:44:00 | 日記
コロナ禍で、暫くお休みしていた東京の三州倶楽部での薩摩琵琶・天吹普及の会を再開しました。今回から、東京の正派「正絃会」有志の皆様と交流弾奏会を始めることになりました。
明治維新後に、児玉天南や池田天舟を始め多くの薩摩琵琶弾奏者が、鹿児島から東京に呼ばれ、明治天皇や薩摩出身の政治家の間で持て囃された事により、東京の薩摩琵琶の文化が根差しました。
いま、コロナ禍で、あらゆる文化・芸術の灯が消え細り、消滅しかかっています。お互いに協力し、研鑽を重ね、500年間伝えられてきたと云われるその灯火を、絶対に消さないようにしなければなりません。













第54回 鹿児島県後援 薩摩琵琶弾奏大会

2022-06-06 18:09:00 | 日記
令和4年6月5日(日)13:00より、鹿児島市内、県歴史資料センター黎明館の講堂にて、第54回 鹿児島県後援 薩摩琵琶弾奏大会が開催され、天吹同好会をはじめ、初心者からベテラン総勢14名の奏者が弾奏されました。最近は若い女性や、和服を召された女性など、華やかな女性陣の活躍が期待されます。














加治木史談会 講演

2022-06-06 17:42:00 | 日記
令和4年6月5日、加治木史談会の総会にて、「島津家の稲荷信仰について」講演しました。30名以上の会員の皆様にお聴き頂き、大変光栄でした。薩摩琵琶を聴きに来られた方がおられましたが、残念ながら今回は琵琶なしの講演のみでした。

久しぶりの地元、鹿児島にて薩摩琵琶独演会

2022-05-22 10:11:00 | 日記
もう10年以上ぶりに、地元鹿児島で薩摩琵琶独演会をしました。といっても、主催は天文館にあるスペインバル兼フラメンコスタジオのトレス・ガトスさん。
自分がフラメンコ・ギターの伴奏をするご縁から、今回、薩摩琵琶のお話を頂きました。おそらく、430年前にフラメンコ・ザビエルが薩摩に来て、島津貴久公と面談した際に、聴いたであろう薩摩琵琶。少なからずスペインと薩摩の交流の残像を思い起こします。