「LEXUS Driving Experience in FISCO」参加記…ランチミーティング

すべての組が試乗終えた後、13：00よりランチミーティングが開かれました。

仕出しのお弁当を食べた後、自動車評論家の日下部保雄氏とIS開発責任者の福里健氏とのトークショー。

福里氏当日はレクサスロゴの入ったレーシングスーツを着ていました。
ちゃんとレーシングシューズもヘルメットもね。
いいじゃないですか。
スポーツドライビングせずにスポーツ性を歌った車は開発などできませんもんね。(^^)

福里氏はアベンシスの開発チーフエンジニアでした。
また80’911を所有されているので欧州車、それもドイツ車についてはいろいろと見識がある方と思います。

それが分かったから余計に「なぜにエンジン音（外で聞く音は悪くはないです。特にIS350）を遮断しちゃうのか？」と思いました。
トークショーの中でそれに関する話が出ました。

福里氏いわく「今回ISは夜中にふらっとジャズでも聴きながらスポーツドライブに出かけられるような車にしたかった。」との事。
オーディオ好きである福里氏なのでオーディオにはこだわったようです。
そうだとエンジン音は邪魔になりますねぇ。。。

日下部さんもトヨタに招聘された立場ですがユーザーサイドが聞きたいところ、「ライバルはBMWですか？」とかちゃんと聞いてくれていました。（笑）
福里氏は明言を避けていましたけれどね。

価格をはじめメルセデスのCクラス、BMWの3シリーズがライバルとよくマスメディアでも言われていますが、私的にはBMWの3シリーズだと思います。

最後にレクサスセンター長の吉田健氏も参加しての質疑応答が行われ、私も標準装着タイヤについて質問しました。

「トヨタ車全般で言えることだと思うのですが標準装着タイヤがプアだと思っています。」と言う質問。
セルシオでさえ車格に見合っていないタイヤのような気が…。
もちろんコスト管理の厳しいトヨタなので商用車や一般車はそれも仕方ないかと思いますけど。

VWなどはルポでもミシュランのそこそこのタイヤが装着されていますよ。
レクサスでは多少価格が高い分タイヤ予算も取れると思うんですよ。
吉田氏のお答えは「そういう声も多いので検討事項となっています。」とのことでした。

主査のお話が聞けてよかったです。
どういう思いで作ったとか、セールスポイントとかよく分かりましたから。
そういう話し聞いた後だとISもより魅了的な車に見えますね。（爆）←単純

先のエンジン音の話やステアリングの軽さなど、話聞いたり、自ら感じた部分で判断すればISはスポ－ツカーではなくスポーティカーなんですね。きっと。
だから尖がったところがない。
それは利点のようで欠点のような気もします。
もっと私はスポーツカーに近いものを望んでいたのかもしれません。
せめてバージョンSだけでも尖がらせてほしかったなぁ。

それともBMWのMとか、メルセデスのAMGとか、アウディのSとかそういう部門を作るのかな？？
なさそうだけれど。

ポルシェはエンジン音の音響も考えています。
そこらへんからして車の性格やメーカーの方向が違うのでしょう。

もっともトヨタは販売規模が違いますからね。
エコも含めて平均以上（350のV6は排気ガスも相当クリーンで燃費もよいそうです。）でなければならないのですね。