アマ将棋強豪の瀬川さん、プロ入りの道 編入試験実施へ (朝日新聞) - goo ニュース
でも、最初はフリークラスでしょ。
”将棋のプロ公式戦で勝率7割を誇るアマチュアの瀬川晶司さん(35)=横浜市、会社員=がプロ入りを希望していることに対し、日本将棋連盟は26日に開いた通常総会で、編入試験を実施することを決めた。試験方法は今後、同連盟の理事会で検討する。将棋界でプロ試験が実施されるのは、44年に故花村元司九段が五段に合格した時以来、約60年ぶりとなる。
現行制度でプロ棋士になるには、棋士養成機関の奨励会に入会し、規定の年齢(原則として26歳)までに四段にならなければならない。瀬川さんは奨励会で三段まで上ったが、96年に年齢制限のため退会した。その後、アマ大会で活躍し、特別出場したプロ公式戦で17勝7敗の好成績を挙げている。
瀬川さんは今年2月、「もう一度プロの世界に挑戦してみたい」と、棋士になることを希望する嘆願書を連盟に出した。棋士の中には反対意見もあったが、総会で「編入試験を実施する」「編入を認めない」の二者択一で投票を行った結果、129票対52票で試験実施が大勢を占めた。
決定を受けて、瀬川さんは「うれしい。一個人の要望を聞いていただいた将棋連盟に感謝したい。一度は完全にあきらめた夢が、かなうチャンスをいただけた。これを生かせるかどうかは僕次第。ベストを尽くして頑張りたい」と話した。”