先月から多忙な日々が続き、久しぶりの更新になります。
最近はあまり釣りに行く機会もありませんが、近況報告までに…。
2009年6月
息子が1歳になりました。
誕生日を前に、ひとりで歩けるようになって、家から脱走しないか心配ですww(笑)
ひと昔前(僕が生まれる前)、伊良部島に清海丸というカツオ船がありました。
今でこそ近海のカツオ漁が主流となっていますが、当時は遠く南洋まで約1年間の遠洋漁業。
島の経済は潤い、佐良浜に立派な鉄筋コンクリートの家並みが次々に建設されたのも、当時の先人達の活躍があったからです。
しかしながら、そんな時代は長くは続かず、大型巻き網漁船や大型カツオ船の進出により、漁獲量は上がり、それに伴い魚の価値が下がり、徐々に数も少なくなってしまった。
島の漁師は次第に船を降り、大きなカツオ船は次々に売りに出された。
船主はどのような心境で大切な船を手放したのだろうか。
誰かが言った。
「清海丸はダメだ」
「ゆうやにゃーん(裕福がない)」と…。
誰が悪いわけじゃないけれど、船主は心底悔しかったに違いない。
親父は言った。
「清海丸を蘇らせるど!!」
黙ってうなずいた。
6月25日
波の~谷間に命の花が~♪
ふたつ~並んで咲いている~♪
と、兄弟船を大音量で響かせながら、第5清海丸が入港!!
大勢の島人が出迎えてくれた。
そこで初めて船名を見たオジイは、震えた声でこう言った。
ありがとう…。
島では、大漁の時に演歌を鳴らして入港します。
今回は、清海丸の佐良浜港初?入港ってことで派手にいきました。(笑)
沖縄本島の宜野湾マリーナから早朝に出港
当初16:00頃の入港予定が、途中4mを超える大時化に合い
2時間半遅れての入港となりましたが、無事、島に辿り着けて何よりです。
7月11・12日
『佐良浜カツオ百年祭』
そう、佐良浜のカツオ漁は今年で生誕百年を迎えます。
港ではセレモニーが盛大に行われ、今後の漁業発展を祈願しました。
後継者が求められる今、歴史あるカツオ漁を絶やしてはならない。
そんな思いを胸に、清海丸の活躍に期待したい。
~追記~
6月26日
『青の洞窟ツアー』取材の為、お笑い芸人のキャンキャンが来ました。
で、思ったこと
玉城さん、ヅラのようで、ヅラじゃなかったんだな…(笑)
8月に九州ネットで放送予定だそうです。
是非、ご覧ください。