ゆうむつ船長の航海日記

宮古島の離島、伊良部島で話題の青の洞窟ツアーや地元での釣りのことなど、海に関する情報発信。島を満喫する方法など。

ユークイ

2011-10-20 | 伊良部島

今日、伊良部島ではユークイ(世乞い)が行われました。

ユークイとは、旧年中の五穀豊穣と無病息災を感謝して、向こう1年間の豊作、大漁を祈願する祭祀。

女性が主体の祭祀で、ツカサと呼ばれる女性達が中心となって、神歌を歌い、踊り、歓喜に包まれる。

「ユー」は豊作や豊漁などを表す方言で、幸せや富、幸福なども同じニュアンス。

「クイ」は乞う。

ちなみに「ゆうむつ」の「ゆう」と「ユークイ」の「ユー」は同じ意味で、

「ゆうむつ」とは、福をもたらすという古い方言です。

 

 


 

毎年、ユークイをすると天気が崩れるというジンクスみたいなものがあり、

今日のツアーも天気が心配だった。

だって、昨日は晴れてたのに、出会うオバアみんな

「明日は雨だはずよ~」

って言ってくるんだもん。。

挙句の果て、

「明日は天気が崩れるらしいね。」

って、ユークイを見ていた観光客からも言われる始末。

 

 

え?予報だと天気良いんだけど・・・

 

 

 

ね?なかなか悪くないでしょ!?(笑)

 

今日は、東京からAちゃん、Hちゃんがアドベンチャーカヤックツアーに参加してくれた。

2人をお迎えした時は、少し曇り空だったが、

「アタシ達すごい晴れ女なんですよ~」

って、スタート前の言葉通り・・

 

 

・・・

 

 

 

 

晴れた!!(笑)

 

やっぱりなんだかんだ言ったって、海には晴天が似合いますよね!!

↑↑海の透明度が伝わりますか??

スリル満点のアドベンチャーカヤックはテンションを上げるのに最適!!

メッチャギリギリの岩抜けもドキドキでした!!(笑)

 

今日は、干潮時のスタートだったこともあり、普段は見られないビーチが出現!!

チアガールのHちゃんにチアポーズをとってもらい、はいチ~ズ♪(笑)

 

チェックポイントの洞窟では、ビーチコーミングでシーグラスを拾ったり

 

パワースポットでもあるシークレットビーチでは、ユークイにちなんでお祈り。

がじゅまるの木々から溢れる木漏れ日が眩しかった~。(笑)

約3.5kmの片道切符で向かうゴールでは、平成生まれの島人スタッフ「ヨッちゃん」がお出迎え。

なんかいつも撮るばかりで自分の写真がないことに気付き、

ゴール記念に撮ってもらいました。

真ん中、僕です。(笑)

 

このあと、ポイントを移動してシュノーケリングを楽しみましたが、

秘密のポイントなので非公開です、ごめんなさい。

変わりに、ヨッちゃんが待ってる間に撮った1枚を。

この前まで風邪でダウンしてたヨッちゃん。

「おまえが元気になれ!!」と、言いたい。(笑)

 

 

さて、予報だと明日も天気良さそうなので、

また徹底的に楽しんできま~す♪(笑)

 

いつもアリガトウ!!

 

感謝!!

 

 


 

☆おまけ☆

今日のユークイファイナル。

暗くて見えずらいですが。

僕の義母がツカサなので、応援に行ってきました。

 

2011年・佐良浜ユークイ(世乞い)

 

ヒヤサッサ♪

 

それでは!!

 

 

タグ:伊良部島観光ガイドゆうむつ青の洞窟ツアースカイの伊良部島冒険にっき


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パヤオの日まつり

2011-08-19 | 伊良部島
確かパヤオの日は8月8日だったかな

台風の影響でパヤオの日まつりは今日に延期でした。

今日は漁師さん達も漁を休んで、昼間から泡盛で大漁祈願してます。

これからカラオケ大会らしい

兄弟船

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スカッと!!

2011-06-26 | 伊良部島

今年は台風の当たり年みたいですね

ペースでやってくると、本当に困ります

今回(メアリーちゃん)はそれほど勢力もなく、これと言った被害はありませんでしたが、当然、海は大荒れ

沖合いからの強いウネリで、今日もツアーは中止になりました

予定していた鬼退治も延期になり、コーラルポイントがどう変化しているのか、正直とても心配です

 

台風ばっかりでなんか悔しいから、今日は台風前の澄んだ伊良部島を

まずはフナウサギバナタ

渡口の浜に浮かぶシーカヤックが夏を彩ってます

こうして見ると、とても穏やかで「本当に台風が来るの?」

なんて思っちゃいそうだけど、

気になる東側は・・・

 

・・・


・・・

 

う~ん、仕方ないからサーフィンでもしようかしら

ってくらい、やっぱり白波が立ってますねぇ

 

青の洞窟スペシャルツアーに参加予定だった神奈川県からのS&Kちゃんも、

急遽、ビーチエントリーでのシュノーケリングツアーに変更

入り江になったポイントも少しウネリが入っていたので、サクッとショートで楽しみました

ウネリの影響で濁りもありましたが、産卵前の妊婦な魚たちを観察したり、

簡単な魚の名前を勉強したり、台風に負けずオモイッキリ楽しんでやりましたよ

 

で、この日のメインはなんたってココ

ご存知、下地島17END

スカッと快晴のワンセブンは、台風で沈んだ心までもスカッとさせてくれます

もう言葉は要らなくなりました。

「アガイタンディやなカギインがまいっ

なんて、島のオジイも叫んじゃうんじゃないかってくらい、

そんぐらいスカッとした17番に2人のオネイさんも感激余ってハイジャンプ

なんか合成写真みたいになっちゃいましたねぇ

そして閉めはやっぱりココ

予想以上の絶景に、言葉を失いました

そんなツアーの最中に広まったある巷のヒソヒソ話の噂話

 

「長友が今日、島に来るらしいよ~」

 

船長「え?ひびきの?」

 

「インテルの・・」

 

船長「は?なんで?ウソ?まさかよ!!」

 

・・・


・・・

 

大事な大事なお客様と一緒だというのに船長ったら、噂を信じきって長友探しに夢中になってました

「今日は長友ツアーだーーーー

なんて叫びながら・・・

はい、スミマセン、反省します

 

 

まさかねぇ、そんな世界の長友が、

あの超一流のサッカー選手が、

インテル入ってる?

うん、入ってるの長友選手が、

こんな小さな島に来るわけないよねぇ

ねぇ・・・

 

 

 

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コメント (4)
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芸術は爆発だ!!いや、心だ!!

2011-06-14 | 伊良部島

最近の伊良部島は、本当に暑い日が続き

時には雲ひとつない快晴で、海はもちろん空だってグーンと爽快に広がる

台風2号(ソングダー)に耐え抜いたサトウキビ畑の青々しさが、本格的な夏の訪れを告げているようにも感じた

この島に生まれ、当たり前のように見てきた海のある景色

豊かな自然は、暮らしの中でチョットした幸せを運んでくれる

朝から突然の電話は、地元先輩Hさんだった

「今時間あるか?職場の前に珍しい鳥がいるけど・・」

こんな天気の良い日に、マリンショップの船長さんが鳥を見に行く程の暇があるわけ・・

なくない

そうなんです

すこぶる天気も良かったのに、予約がありませんでした

二つ返事で行って来ましたよ、写真を撮りに

朝、宮古島へ出勤のため港に向かう沢山の車とすれ違いながら

 

その鳥は、先輩の職場のすぐ裏手にあるジャングルの木の上から、

こっちの様子をジッと見つめていた。

名前は「リュウキュウアオバズク

沖縄県のレッドデータブックで準絶滅危惧種に分類されている為、あまりお目にかかれない貴重な鳥だが、

車にあった三脚を使って、ゆっくりと撮影することが出来た

何もないこの島の日常にある小さな幸せ

そのひとつひとつこそが島を想う気持ち(愛)なのだと、

この歳になって感じるようになった

 

ドライブ中、何気ない道でふと見えた景色にシャッターを切る


何も考えずに撮った風景が、今改めて見た時、何だか愛おしく思えてきたんだよ

もう出会えないあの時の雲。


美しいと感じること。

芸術はきっと自分の心が決めるのかな?

な~んて、いつまでも綺麗なものに素直に感動し、ここにいることの幸せを感じることのできる人間でありたい

ふと、そんなことを考えながら夜の一杯を待ちわびている

 

今日も1日ありがとう

 

それでは

 

 

 

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台風ソングダーの後(跡)

2011-05-29 | 伊良部島

オリンピック選手並に速かった台風ソングダーは、

あっと言う間に島の至るところを破壊した

伊良部島の玄関口である佐良浜港無料駐車場では、

舞い散った近くのジャリが、駐車中の車の窓ガラスに当たり、

約9割の車の窓ガラスが全壊(全開)または半壊(半開)

 

海岸付近の防風林はなぎ倒され

渡口の浜では砂の大移動

 

特に下地島は酷い惨状だった

最近は有名になり、心無い人間が餌付けをするせいか、

中に入ると小魚がエサの時間だと勘違いして近寄ってくる中の島ビーチは、

手前の木々はほぼ飛ばされ、海に向かって右奥の岩は崩れ落ち、

海底も含め、地形までもが変わっていた

比較図はこちら

まずは過去(5月26日)

今日現在(5月29日)

 

全体的にウネリが入った海は猛烈に濁り、

ある意味どこかの洞窟から見た、あの青のようにも見える。

幸い、僕自身の被害と言えば、お気に入りの帽子が飛ばされ、

1度も着地することなく海に着水

南よりの猛烈な吹き返しの風が吹いていたので、あっと言う間に沖合いへ

たぶん今頃は来間島か与那覇前浜に流れ着いてるのか、

まさかの石垣方面も否めない。

何はともあれ、台風後の大掃除も済ませ、

これを機に要らないものまで処分できた。

『断捨離』

必要なものをより効率的に吸収できるよう、

許容範囲にゆとりを持てたことが、唯一の収穫なのかもしれない。

 

心配して下さった皆様、ありがとうございます

僕は『リアルの帽子』が大好きですので、不要の方がいましたら、送って下さい

(↑島にも売ってるけど、種類が少ないんだよねぇ)

 

 

 

それでは

 

 


 

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