世の中はビデオの世界からすっかりCD,DVDの世界に移行してしまいました。
調べてみると、現在販売されているビデオデッキは1機種のみでほとんど製造されていませんでした。
我が家には、昔から撮りためたビデオテープがたくさんあります、
心配になって昔使っていたビデオデッキを繋いでTVに映し出そうとしました。
ビデオデッキをTVに繋いで映そうとした所、ビデオがうんとも寸とも言わず、
どのビデオテープも回ることがないのです。
壊れたまま放置していたのでしょう、すっかり忘れていました(笑)。
こうなると、なんとか映るようにしたくなるのが人情です。
ビデオデッキの修理などは考えられないので、新品の購入か、中古の購入のいずれかになります。
これからのことを考えると、現在のビデオテープの中身をDVDに移してしまおうと思いました。
ビデオデッキはDVDに移し替えるためだけに使うので今まで使っていたビデオデッキと同じ中古品を購入しました。
購入後、無事ビデオテープも回り、りることを確認しました。
また、ビデオテープの中に、調子が悪くて回らないものやカビが生えているものもあり、
いずれテープもだめになりそうでDVDに移すのは正解だと確信しました。
ビデオテープは30年前ころから撮りためたものが80本近くあり、
そのうち家族を撮ったもの50本でした。
家族のビデオは子供たちが生まれて、小学校1~2年くらいまでで、
何故かそれ以降はビデオを撮らなくなっています。
子供がそれ以降は親離れするのですね(笑)。
手元にあるビデオテープは2種類あって、デッキにそのまま使える標準タイプと
携帯ビデオで取った小型のビデオテープ(アダプタがないと映せません)があります。
殆どがこの小型のテープで、幸いアダプタを探した所出てきたので救われました。
ビデオデッキからPCに落とす方法ですが、調度良い物が見つかりました。
ビデオデッキのアナログ信号をPCのUSB経由で足せるケーブルが有ることがわかりました。
添付ソフトとして、取り込み、編集なども簡単にできるソフトがついていました。
USBビデオキャプチャ 40-MEDI008という製品です。
ようやく、50本のビデオテープをDVDに落とし終えたところです。
落としながら、時々ビデオの内容を見ていると懐かしかったですね。
若かりし日の自分を見ると今と違い自信にあふれた様子に戸惑いました(笑)。
また、自分で撮影しながら全く記憶に無いところもたくさんあり楽しく拝見しました。
義兄の家族と一緒に写ったビデオもあり、楽しく見ることができたのでDVDに焼いて義兄に送りました。
ビデオの場合だと大変な作業ですが、こういう作業はしないのですが、DVDだととても楽にできました。
また、今はなき人が元気に映ると懐かしく思うこともしばしばです。
会社の慰安旅行のビデオもありました、これは様々な人が現れて楽しめます。
こうしたことを思い出したのも、DVDに移行したお陰です。
ビデオテープからDVDに移し替えて良かった点は
一番は、遠い昔を思い出し、懐かしさを満喫できたことです。
2番めは保管スペースの現象です、ビデオテープの100分の1くらいの体積で、
50本のビデオテープが1本のビデオテープほどの大きさになり
手元においておけるようになったメリットは大きいです。
編集ができるのも大きなメリットです。
ただ、DVDもビデオテープと同じように将来移す装置がなくなることはないかと心配です。
そういう危惧がない記録媒体というものを改めて思うと、印画紙に焼き付けた写真がベストですね、
ビデオ、CD,DVDは専用の装置がないと映らないことが大きな欠点です。
そういうことがないことを祈ります。