北九州市の吉祥寺は境内に広がる藤棚の花が素敵な寺院です。
藤の花の垂れ下がった下を腰をかがめて通り抜けることがこの時期の大きな楽しみです。
今回は、少し早かったのか垂れ下がり量が少し少なくてあまり腰を曲げずに楽に通り抜けすることができました。
吉祥寺は、1800年前の1217年に創建されました。
160年の歴史を持つ3本の野田藤が、境内の藤棚に広がり薄紫の天空の蓋を作り出しています。
吉祥寺は、北九州市八幡西区吉祥寺町にあり「きっしょうじ」と一般的に呼ばれることが多いのですが、
町の名前を「きちじょうじ」と呼ぶように、正式には寺の名前も「きちじょうじ」と呼ぶそうです。
筆者も「きっしょうじ」と呼んでいましたが、なんともややこしいですね。
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境内の藤棚
藤棚の藤の花の垂れ下がりはまだ少し早く、筆者の胸くらいですので、少し屈めば楽に通り抜けられます。
最も長く垂れ下がるときは腰辺りまで下がるので通り抜けは体の堪えるようになります。
藤の花
階段下から見上げたときの藤の花
梵鐘と藤
この藤の花は若いのかあまり下に垂れ下がりません。
梵鐘と藤
緑に薄紫色が溶け込んでいます。
下から見上げた藤棚
ツツジと藤の花のコラボが素敵でした。
山門と藤棚
階段の入口の藤棚
藤棚の西側の階段入り口の藤棚も素敵でした。
西側階段の上から見た藤棚
藤棚は、下から見ると薄紫ですが、上から見ると緑の海のようですね。
薄紫の藤棚の垂れ下がりも見事ですが、外側から見ると緑が藤の花を覆っており
落ち着いた雰囲気に浸ることができました。