桜が咲く時期に見逃すことができないのは耶馬渓ダムが造られた記念公園・渓石園の桜です。
1987年に出来上がったということで35年前に完成したことになります。
35年後に桜が咲いてこのような光景になると想定して造園されたことを考えると素晴らしい造園設計だと思います。
渓石園
散策したコースと撮影場所と本文に現れる名称を書き出しています。
① 公園入口の滝
池の水面が鏡面のように景色を映して素敵でした。
バックの山は落葉樹で緑が少ないのは北部九州では珍しいです。
② 巨大な石と覆うように咲く満開のソメイヨシノ
桜が満開でも落ち着いた雰囲気でした。
③ 東屋とバックを彩る桜
東屋の落ち着いた色合いがソメイヨシノの薄いピンク色とよく調和していました。
④ 朱橋と桜
公園のメインアイテムです、ソメイヨシノ、しだれ桜とよくコラボしていました。
⑤ しだれ桜と朱橋
素敵です・・・、他に言葉がありません。
⑥ 朱橋の上から東屋方面は桜又桜
自分のPCの背景に入れているほどぞっこんの光景です。
⑦ 朱橋の上から見た東屋
朱橋と桜の鮮やかな光景と対照的な落ち着いた雰囲気を醸し出していました。
⑧ 桜に囲まれたハートマーク
今年は粋な計らいをして一層楽しませてくれました。
⑨ 桜と耶馬渓ダム
こちらの多くのダムは建設記念にダム下に記念公園を設けています。
渓石園はその中の公園の中で群を抜いて美しいと思います。
⑩ 耶馬渓川に面した桜並木
これでもかというほど桜が満開でした。
今年も桜に覆われた渓石園を楽しみました。
毎年来ていますが、いつも感動をさせてくれるほど美しいです。
遠くからくるので、桜の咲き具合は間違いがあっては困りますが、
ホームページでほぼ毎日桜の咲いている状態をUPしてくれるので本当に助かります。
また、車がないと来れない山奥なので、平日の天気の良い日でも人出は少なく、
コロナ禍の心配もいらず、写真に人が入らないので助かります。
福岡県中間市にある垣生(はぶ)公園は、福岡県でも有数の人気の高い花見の名所です。
2022年もちょうど満開になってすぐ(3月29日)花見に行きました。
花見コース
数字は撮影した写真の番号で、本文に出てくる名称のみ書き込みました。
① 桜と朱の太鼓橋
桜を通して見る太鼓橋が美しい。
② 山桜と太鼓橋
③太鼓橋(延喜橋)と桜
公園と神社はどちらも同じ”はぶ”の読み方ですが、漢字が公園が垣生、神社が埴生と異なります。
④ 埴生神社への桜に覆われた参道の石段
⑤ 池に沿った桜並木が素晴らしい
⑥ 池そばの桜のトンネルは花見客が楽しんでました。
⑦-1 筑豊本線の電車と桜と菜の花のコラボ
電車が突然現れたので慌てて撮りました。
⑦-2 線路沿いの坂道の上り坂の桜トンネル
⑧ -1 上り坂の頂上付近の桜のトンネル
⑧-2 振り返ってみた下り坂の桜のトンネル
⑨ 太鼓橋の対面に咲く桜
⑩ 太鼓橋と桜
⑪ 太鼓橋と桜
訪れた時間が昼頃でしたので、あちらこちらで花より男子の人たちが多く見られました。
さすがにコロナ禍のせいか宴会はなく静かでほのぼのとしたものでした。
北九州市門司区に白野江(しらのえ)植物公園は、この時期(3月9日)は早咲きの桜、河津桜が満開になります。
公園は山の裾野に沿って造られていてかなりの高低差があり、最も低い位置にある「花の谷」の広場は
桜で鮮やかにピンク色に色づいていました。
今回は、庭門を通り抜け花の谷に降りて行き、花の谷で桜を楽しんだ後、
山の裾野を登りながら花の谷の桜や裾野に咲く桜などを楽しみました。
庭門から見た花の谷
庭門の向こうに鮮やかに咲いている桜が見えます。
花の谷の桜
桜の花が鮮やかに咲いていました。
河津桜と菜の花
桜のピンク色と菜の花の黄色は春の到来を感じさせます。
桜の下から空を見を見上げると・・・
桜の花びらが日に透けてとてもきれいでした!
花の谷から裾野の様子
裾野にも桜が咲いていました。
裾野を登る散歩道
桜を見ながら散歩道を登ると疲れも少なく感じます。
寒あやめと河津桜
裾野を登る途中で寒あやめと河津桜のコラボがきれいでした。
裾野の上から見下ろした花の谷
名前のごとく花の谷と言ったところですね。
花の谷から山の裾野を登る坂道は結構急で息が切れます。
それでも、桜を見ながら登ると疲れを感じません。
少し高いところから見下ろす花の谷の鮮やかな姿をみると、
山登りはしないのですが、山登りをする人が山頂まで登って眼下に広がる町や田園風景を見て
気持ちが良くなる感覚がわかる気持ちになります。
2021年の桜の花見のブログも今回で終わりです。
桜はすっかり葉桜になってしまいましたが、北九州市八幡東区にある河内堰提(えんてい)の深い時を積んだ趣に
鮮やかな桜が色を添えた光景は今年最後の桜の花見を飾るに相応しいです。
河内堰提は、およそ百年前(1919年)に官営八幡製鉄所(現日本製鐵)の鉄鋼生産増大に対応するために
石を積み上げて造られ未だに水も漏らさぬ堰提です。
歴史を積んだ石積みの堰提と桜のコラボ
たっぷりと蓄えられたエメラルドグリーンの水の色が素敵でした。
河内堰提を展望台から見て
膨大な数の石が積み上げられて、この時期だけ桜が鮮やかに色を添えます。
桜に覆われた展望台
展望台の下は「河内桜公園」になっています。
河内堰提から流れでる板櫃川(いたびつがわ)
堰提の上から見たものです、川に掛かる橋と桜のコラボが美しかったです。
河内貯水池の周囲を桜が縁取ります。
河内堰提の取水塔と桜
最初見た時西洋の古城のような雰囲気を持っていると感じました。
堰堤の取水塔に祈りの刻印
「風雨龍吟」と彫られていて、「龍吟ずれば風雨来る」と読み、水の恵みを願ったものだそうです。
コロナ禍が変異株の影響で感染者数の増大により厳しい情勢になっています。
桜を見に行く日は、天気がよく、できるだけ人が少ない平日の朝方に行くように心がけています。
今年中にはコロナ禍が収束してほしいものです。
北九州市の中で、最も桜 がよく似合う街角、それは八幡東区にある高見というところにあります。
この街は、北九州市の中央に位置し、もともと明治時代、官営八幡製鉄所ができる時に
海外から招聘された技術者や製鉄所の幹部が住んだところでいわゆる高級街だったそうです。
この地区の家屋などの老朽化が目立ってきたころ、この地区が住みよい地区に再開発されました。
かって、壇具川沿いに飲み屋街など有り、大蔵到津線(おおくらいとうずせん)の道路越しに高見の街を見ることができませんでした。
飲み屋や古い家屋が退去し壇具川沿いの整備が終わり高見の街が見え始めて、
桜の咲く時期に初めて桜に埋もれた素敵な住宅街に出会ったときはその美しさに驚いたものです。
以下の地図は、現在と19年前のまだ家屋があった頃の地図の比較です。
現在の高見地区
2004年2月(17年前)の高見
黄枠の家屋がなくなっています。
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桜の雲に浮かぶように並ぶ住宅街
背後の山と住宅街と桜並木が平行に走っていてとても印象的でした。
皿倉山と桜並木と壇具川の水辺
桜の花見に行くと壇具(だんぐ)川周辺の広くて爽やかな水辺、皿倉山とのコラボした桜並木道が素敵です。
桜並木道
どこにでもあるような桜の並木道ですが、皿倉山と壇具川の水辺の芝生が一層素敵な景観をもたらしていました。
大蔵到津線の道路を通る度に、この区域だけが電線が地中化され
道路の向かい側はそのまま空を電線が走っていて不思議に思っていました。
高見地区の開発の一環だったようです。
今では、毎年この素敵な高見の街に桜の花見をして春の到来を味わっています。